リヨン所属のアレクサンドル・ラカゼットに関しては、かなり以前からリバプールの補強候補の一人とされてきましたが、ここ数日のこと、リバプールがこの夏に狙っているという報道が増えてきています。
また、エバートンもラカゼットを狙っているとされています。
リバプールとしては、クリスティアン・ベンテケの代わりに、エバートンはロメロ・ルカクの後任として・・・という論調が多いようにも感じます。
さて、そのラカゼット獲得に必要とされる移籍金は、メディアの論調によれば、£22m程度とも。
この金額を高いと見るか、お買い得と捉えるかは、ラカゼットの実力あるいは将来性をどこまで買っているか?にかかってくるかと思います。
ラカゼットは、一昨シーズンにおけるリーグ・アンの得点王になっており、今シーズンも得点ランキングでは、イブラヒモヴィッチに次ぐ2位につけています。
現時点での報道を見る限り、ラカゼット獲得レースはリバプール対エバートンという様相を呈しているようで、夏の補強におけるマージーサイドダービーという図式だとも。
エバートンとしては、大黒柱のルカクを来シーズンもクラブに留めておくことは難しいと判断しているようだし、一方のリバプールは、この夏をもってベンテケを放出する可能性が高いと見られています。
となれば、ある程度の資金が入ってくることも予想されます。
ラカゼットは、個の力でゴールを決めることも出来ますが、周囲のプレイヤーを使うことも上手く、スピードがありフィジカルに強いタイプです。
ある意味、リバプールのフットボールに順応する可能性が高いようにも思えるのですが、さてどうなりますか。
ラカゼットは、現在24歳であり、年齢的にも旬な時期だと言えるでしょう。
今後の推移を見守っていきたい一人ではあります。