リバプールの補強候補として名前があがっていたリヨンのアレクサンドロ・ラカゼットですが、過日のこと本人が、「これからもリヨンに残りたい」と発言したことで、一件落着かと思いきや、まだまだフランス及びイギリスのメディアは、移籍の可能性を想定しているようです。
ラカゼット関係の記事をいくつか見ていると、獲得に動いているのはリバプールとアーセナルだとか・・・。
リバプールは、ラカゼット獲得に、2,100万£を用意しており、現時点ではアーセナルをリードしているという報道もあります。
ただ、冷静になって考えてみると、現在のリバプールで、「ストライカーの役割が出来る」という目で見た場合、かなりの飽和状態になってしまいますね。
クリスティアン・ベンテケ、ダニー・イングス、ディボク・オリギ、ロベルト・フィルミーノ・・・。
さらに、ダニエル・スタリッジの復帰が早まるというニュースもありましたし。
それでもまだ、本当にラカゼットを取りにいく!というなら、余程昨シーズンの決定力不足が響いているとしか考えられません。
しかし、宝の持ち腐れという言葉があるように、出場機会を得られないプレイヤーにしてみれば、コンディション、モチベーションを保つことが大変になることでしょう。
そういった状況を鑑みれば、ラカゼット獲得の噂は、片目を閉じて、さらに薄目をするくらいで、見ておいたほうが良いのかもしれません。
えっ、本当に来たら?
それは・・・びっくりします。
嬉しい反面、心配の種にもなりそうな気がするのも確かです。
補強も大切ですが、チームの成熟度を高める作業に、ぜひ集中してほしいですね。