2-3のスコアで、リバプールが勝利したレスター戦。
リバプールが勝利したので、プレイヤー達はもちろん、ファンもある程度は許容している部分もあるとは思いますが、2点をリードしていたリバプールが、レスターに1点を返された時間帯は、ファーストハーフ終了直前。
しかも、提示されていた追加タイムをまわっていたときのことでした。
私なりに思うのは、この試合のファーストハーフは、ほとんどプレイがとまっておらず、追加タイムを取っても1分だっただろうと・・・。
しかし、2分が表示され、この時間が経過する際に、レスターがコーナーキックを得たことから、レフリーは、所定の時間を過ぎてもプレイを認めました。
このコーナーキックから、レスターのゴールが生まれるのですが、いろいろ疑問を呈されることになっているようです。
BTのコメンテーターも努めているスティーブン・ジェラードは、ゴール前において、絶対に岡崎がシモン・ミニョレをつかんでおり、あれはファールだった!と、主張しています。
あのファールがなければ、間違いなくミニョレはパンチングで逃れることが出来ただろうと。
プレミアリーグは、激しさが大きな魅力であるスポーツですが、一時期は「ゴールキーパーへのファールを厳しく見よう」という方向だったと思います。
最近は、その意識は薄れてきたということでしょうか。
私が印象に残っているのは、ファールを受けたシモン・ミニョレではなく、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンが猛烈に抗議をしていた姿でした。
チームを代表して、キャプテンが主張をする。
ヘンドは、逞しくなりましたね。
リバプールとすれば、0-2でハーフタイムを迎えるのと、1点差では雲泥の差だったことでしょう。
それでも、最終的には勝ちきったリバプール。
ヴァーディのPKをストップする見せ場もシモン・ミニョレはつくりました。
フットボールは、いろいろなことが起こりうるもの。
こういう試合で、しっかりと勝ち点3をゲットしたことは、実に大きいと思います。
私は、あのレスターの1点目のシーン、さらにPKストップのシーンを見て、ヘンドとミニョレの意地を感じました。
試合展開はスリリングでしたが、リバプールがファイティング・スピリットを発揮した試合だったのではないでしょうか。
これで、勢いに乗りたいですね。
それにしても、やはりスティーブン・ジェラードの体内にはレッズの血が流れているのですね。