プレミアリーグ

スタッツに見るリバプール対ウェスト・ブロム戦

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圧倒的に試合を支配しながらも、時に勝ちに至らないことがある。
それがフットボールというものだと思います。

今回のウェスト・ブロム戦も、まさにそんな試合だった。

ここでは、主立ったスタッツを見直しつつ、試合の振り返りと今後の課題について若干触れてみたいと思います。

まずは、いくつかのデータからチェックしてみます。

・シュート数
リバプール28本、ウェスト・ブロム4本

・オンターゲット(枠内シュート数)
リバプール8本、ウェスト・ブロム2本

・ポゼッション
リバプール70.4パーセント、ウェスト・ブロム29.6パーセント

簡単にいえば、リバプールがポゼッションでも圧倒し、ウェスト・ブロムの7倍に当たるシュートを放っていたということ。

それでも結果はドローだった。

しっかりつなぎながら、攻撃を組み立てようとする発想を度外視し、とにかく人数をかけて守り、単純なボールを蹴り出してくる相手と戦う際の課題が浮かび上がってくると思います。

相手が、パスをつなごうとしてくれれば、そこへプレスをかけてカウンターへと転じる機会も増えますが、ある意味綺麗なフットボールを捨てたチームと戦う際には、昨日は何かが不足していたということでしょうか。

また、ディフェンス面でも許した枠内シュートが2本で、失点も2。
セットプレイへの対応が課題であることが、より明白になった試合だったと思います。

リバプールとしては、ある程度、相手が攻めて来てくれたほうがやりやすい・・・。
アウェイのほうが、比較的良い結果が出ているのも、そういう意味合いもありそうです。

とはいえ、今後、リバプールもチームとしての戦術あるいは、個々がすべき役割を改善してくることでしょう。
今回は、いい勉強になったと捉え、次からにいかしてほしいですね。

課題は課題として、しっかり受けとめ、メンタル面は切り替えて、今日からまたモチベーションを高めていってほしいところです。

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