チャンピオンズリーグ・グループステージの組合せが決まった際、多くの人々は言ったものでした。
グループBは非常に厳しい、死の組であると・・・。
ただ、リバプールは6戦全勝を飾り、勝ち点マックスの18ポイントを獲得しています。
ヨーロッパの強豪が集まる中で、これだけの成果を残せたことは素晴らしいし、第4節にして首位通過を決めてしまいましたので、若手にも経験を積ませることが出来ました。
現地時間火曜日に開催されたACミラン戦でも、モハメド・サラーやサディオ・マネはスタメン起用でしたが、例えばタイラー・モートンをスタートから抜擢しており、マックス・ウオルトマンやコナー・ブラッドリーといった若手達をヨーロッパの舞台に立たせることも出来た。
週末土曜日にはアストン・ヴィラ戦が控える中、リバプールはトレント・アレクサンダー=アーノルド、アンディ・ロバートソン、ファン・ダイク、ジョエル・マティプといった最終ラインの主力全員を温存することに成功。
中盤では、ヘンドとチアゴに休みを与えることが出来た。
また、攻撃陣ではディオゴ・ジョタが完全休養でした。
さらに、ディボック・オリギがミラン戦でも決勝ゴールを決めており、ウルブス戦に続いて時の人になりましたね。
これでさらに勢いに乗ってくれれば言うことはありません。
南野拓実もチームに貢献する姿勢が顕著であり、ゴールこそありませんでしたが、チーム・プレイヤーとしての存在をアピール出来たと思います。
ミラン戦でのセンターバックコンビは、イブラヒマ・コナテとナット・フィリップスでしたが、彼等にとっても良い経験になったし、自信をつけたことでしょう。
イブラヒマ・コナテに関しては、ファンが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出される活躍でした。
ナットも出番は減っていますが、大舞台でもやれることを証明して見せましたね。
死の組で6連勝という結果は、私自身予想はしていませんでした。
1位通過は信じていましたが、完璧な勝ち上がりでしたね。
グループステージでの6連勝は、イングランド勢として初めての記録となります。
それがまた死の組で達成したことですから、誇っていいことだと思います。
素晴らしい記録、戦績を残しましたので、これからは決勝トーナメントへ向けて準備ですね。
ただ、今、最も重要なのは、土曜日のアストン・ヴィラ戦です。
集中して勝ちに行きたいですね!