先ほど、FAカップ準々決勝、ノッティンガム・フォレスト対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-1のクリーンシートでリバプールが勝利。
FAカップ準決勝進出を決めています。
ノッティンガム・フォレストの戦う姿勢は印象的で、勇敢さがあったと思いますが、リバプールは勝利をつかみネクストラウンドへ。
スタジアムの雰囲気が、彼等を後押ししていたことも事実ではないでしょうか。
勇気を沸き立たせる空気感でした。
カップ戦は、何より勝ち上がることが重要だし、良い結果だったと思います。
リバプールの決勝点となったゴールは、78分にディオゴ・ジョタが決めたもの。
左サイドでコスタス・ツィミカスが切り返しを行い右足でクロス。
ゴール前に入って来たディオゴ・ジョタが、右足を伸ばして決めたものです。
ツィミカスが、ボールを持ち替えたとき、あっ、右足になってしまった・・・と、私は思ったのですが、そのことが走り込むディオゴ・ジョタとのタイミングが合いましたね。
サディオ・マネとモハメド・サラーをベンチからも外した中にあっての準決勝進出ですから、ここは素直に歓びたいと思います。
今日の試合では、両サイドバックのパフォーマンスがリバプールの鍵になっていたと思うのですが、勿論、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アンディ・ロバートソンのコンビとはプレイスタイルが違うものの、ツィミカス、ジョー・ゴメスともに、よく戦っていたと感じます。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのようなキックが蹴れるプレイヤーなど、そうはいないし、サイドチェンジもしかり。
ただ、ジョー・ゴメスは、ジョー・ゴメスなりに、自分に出来るベストを尽くしていたと思います。
今日のリバプールは、コーナーキックを獲得した際、ジョー・ゴメスがサイドバックということもあり、彼を後ろに下げていました。
もし、0-0で試合時間が少なくなって来たならば、おそらくコーナーキックの際にはジョー・ゴメスもボックスの中に入れていたのではないか?
そんなことを私は考えていました。
大勝というものは、勿論気持ちがいいものです。
しかし、カップ戦を勝ち上がり、トロフィーを獲得するためには、僅差で勝利する体験をしておいた方が良いと私は考えています。
また、今日のノッティンガム・フォレストは、そう簡単な相手ではありませんでした。
ホームにリバプールを迎えるということで、スタジアムが一体となり、かなり高いモチベーションがあったのだと思います。
ノッティンガム・フォレスト戦が終わりましたので、代表プレイヤー達は各国のチームへと合流して行くことになります。
インターナショナルブレイク前の試合で勝利できてよかった。
それが率直な感想です。
今日の試合では、63分に南野拓実がピッチに立ちましたが、元気そうに見えたし、コンディションも良さそうです。
また、チャンスをもらえることでしょう。
タキの場合は、ゴールゲットも出来ますが、ディフェンスにも行けるし、周りも使える。
良いスパイスになっていたと思います。
いよいよFAカップもセミファイナルまで行くことになったリバプール!
4冠の可能性が生きています。
ここまで来たら、本当に狙いたいですね!
なおリバプールは、この試合で4枚の交代カードを使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
※交代は、すべて63分のことで、4枚代えでした。
■アレックス・オックスレイド=チェンバレン→ルイス・ディアス
■ハーヴェイ・エリオット→南野拓実
■ナビ・ケイタ→ジョーダン・ヘンダーソン
■ファビーニョ→チアゴ・アルカンタラ