これでもか!と、報道が流れ込んでまいりますが、噂のウルグアイ人ストライカー、ダルウィン・ヌニェス獲得を巡り、リバプールとベンフィカが合意に達したとのことです。
ダルウィン・ヌニェスの希望はリバプール入りで、いわゆる個人間では問題がクリアされていたわけですが、Guardianが報じるところによれば、クラブ間の話し合いも合意点に達し、現在は書面等の手続きが進んでいるとされています。
Guardianによれば、移籍金は総額にして€100m。
この内訳は、€80mの料金に追加で€20mのアドオンが設定されているといいます。
€80mという金額ですが、ポンドで表すと£68.3m。
これまで、リバプールが行った最も大きなビジネスは、サウサンプトンからファン・ダイクを連れて来る際のもので、それは£75mだと見られています。
このまま順調に各種手続きが進み、正式に決まった場合、アドオンを加味すると、ファン・ダイクとの取引額を超えて、クラブレコードになる可能性があります。
リバプールとしては、思い切った契約に乗り出すわけですが、そこには彼に対する確信があるのでしょう。
また、ダルウィン・ヌニェスについては、マンチェスター・ユナイテッドが、その獲得へ向けて非常に熱心だったとされています。
リバプールは、そのレースにも負けるわけにはいかなかった。
ただ、今回の場合は、結構早い段階で、ダルウィン・ヌニェスの希望がリバプールだと表に出ていましたので、あとは移籍金の部分でベンフィカと合意をする仕事だけが残っていた形です。
このまま順調に決まった場合、近年のリバプールにはないタイプの大型ストライカーがやって来ることになります。
大型といっても、何度もご紹介しているとおり、ダルウィン・ヌニェスは決して不器用ではなく、突破力もあれば、狭いエリアにも侵入して行けるスキルがあります。
理想的には、7月1日からリバプールの一員になることを叶えたいですね。
プレシーズンをフルで過ごすということは、実に大きなことだと思うからです。
冬の移籍市場で、コロンビア代表のルイス・ディアスをポルトから連れて来たリバプール。
今度は、ウルグアイ代表のダルウィン・ヌニェスをベンフィカから連れて来る。
ポジティブな意味で、新しい扉が開くような予感がします。