リバプールのセカンドゴールキーパーとして、頼もしい存在になっているのがカオイムヒン・ケレハーですが、負傷による離脱が長引いていました。
リバプールサイドの説明によれば、カオイムヒン・ケレハーは6月にアイルランド代表に参加した際、既に怪我を負っていたとされています。
鼠径部を痛めたものだと見られているのですが、プレイが出来ないという状況は、若いプレイヤーにとって辛いものだったと推察します。
カオイムヒン・ケレハーの怪我については、一時ユルゲン・クロップ監督が憤慨するということがありました。
アイルランド代表監督が、彼の怪我について「知らなかった(気づかなかった)」と発言をしたからです。
ユルゲン・クロップ監督にすれば、明らかにアイルランド代表参加中に被った怪我だとの認識を持っていたからです。
それはそれとして、リバプールの地元誌を見渡していると、カオイムヒン・ケレハーの復帰が近づいて来たとの見方が出ています。
今週、月曜日のトレーニングセッションでは、カオイムヒン・ケレハーの姿が写真に捉えられていたという情報も。
また、前述したアイルランド代表側も、カオイムヒン・ケレハーの復帰は近いという見方をしているそうです。
ただし、今回の代表ウイークでは、カオイムヒン・ケレハーをメンバーとして呼ぶことはしないとされています。
カオイムヒン・ケレハーが不在の間、リバプールはサブのゴールキーパーとしてアドリアン、デイビスをベンチに控えさせていました。
アドリアンについては、プレシーズンマッチでアリソンが負傷したことを受け、マンチェスター・シティとのコミュニティー・シールドではリバプールのゴールマウスを守っていました。
現代フットボールにおいて、ゴールキーパーの重要性は益々増加しています。
ショットストップに優れているだけでは、もはや一流とは言えない時代に。
その点、カオイムヒン・ケレハーは、極めて安定感のあるゴールキーパーであり、若いにも関わらず、非常に落ち着いた姿が印象的です。
どのポジションであっても、負傷者が戻って来るということは、本当にポジティブで嬉しいことです。
カオイムヒン・ケレハーに続いて、次も、またその次も!と、メンバーとしてリバプールのタレントが戻って来てくれることを祈ります。
そういった意味では、怪我を抱えているプレイヤー達にとっては、恵みの2週間になるかもしれません。