ヨーロッパカップ戦

リバプールは後方からのフィードでフロントスリーを活かせるか!(バイエルン・ミュンヘン戦)

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今シーズンにおけるリバプールの特徴といえば、まずディフェンスが強固になったことがあげられると思います。
一方、攻撃のほうも様々なバリエーションを持つに至りましたね。
スピードとパワーだけではない崩しも出来るようになっており、それは下位チームからの取りこぼしが激減するという結果にも表れています。
今回は、リバプールの攻撃面、その中でも後方からのフィードについて書いてみたいと思います。

リバプールの攻撃といえば、まず圧巻なのは高速カウンターですね。
さらに、両サイドバックが高い位置まであがり、フロントスリーがボックス内に飛び込むというパターンも持っています。
どん引きしてくる相手に対しては、しっかりと繋ぎながら相手ディフェンスにほころびを生じさせ、手数をかけて崩すことも出来ている。

そんな中、最終ラインからのロングフィードもリバプールの武器になっていると、私は思っています。
これを実現しているのは、ファン・ダイクのあまりにも素晴らしくも美しい展開力があるからこそ。
特に、ファン・ダイクが、右ワイドの前線に繰り出すフィードは、ボールの弾道といい、正確性といい傑出しています。

バイエルン・ミュンヘン戦では、このファン・ダイクが不在ですが、ジョエル・マティプもファン・ダイク効果か、縦にパスを供給する意識が高まっています。
また、ファビーニョがセンターバックに入った場合、パスの上手さは立証済みであり、よい部分が出れば、武器になることでしょう。

効果的な最終ラインからのフィードが入れば、リバプール自慢のフロントスリーを存分に活かすことも可能になります。
リバプールのフロントスリーのようなタレントが揃ったチームは、ブンデスリーガにはないと、私は思っています。
バイエルン・ミュンヘンの守備陣に混乱を生じさせれば、おのずとリバプールの勝機も見えてくることでしょう。
そういった意味でも、最終ラインからのフィードが効果的に決まってくるか!
この部分にも、注目をしてみたいと思っています。
ジョエル・マティプとファビーニョに、ここは期待をしてみたいと。

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