グレン・ジョンソンの退団が決定的となった今、リバプールは、右サイドバックの補強を急いでいると思われますが、最近よく名前が出て来るのが、サウサンプトンのナサニエル・クラインですね。
ただし、サウサンプトンとしては、クラインを確保し、契約延長に繋げたいという方針らしく、各メディアが報じるところによれば、リバプールから提示された1000万£を断ったとも・・・。
しかし、リバプールとしては、増額してでも再オファーをする用意がある・・・と、エコーは報じています。
クラインに関しては、他のプレミアリーグのクラブも獲得を欲しているとも言われ、簡単には進まないことも予想されます。
おそらく、サウサンプトンとしては、2014-2015シーズンでのクラインの活躍は勿論、将来性という付加価値を念頭に置いているように思います。
移籍市場で人気の高いプレイヤーというのは、いくつかのクラブが競合することが常ですが、「リバプールなら行きたい!」という、かつてのブランド力が陰りはじめている部分もあるとは思います。
しかし、長く培った歴史を持つクラブなので、必ずや、立て直せると思います。
余談になってしまいますが、リバプールにやって来る大きな魅力として、「スティーブン・ジェラード・キャプテンと一緒に出来る!」という魔法の言葉があったと思いますが、今年の夏は、それが使えませんね。
トップ4を逃すシーズンが続いてしまうと、補強に関しても後手を取るケースも出てくると思うので、来シーズンこそは、リバプール、正念場だと言ってよさそうです。