先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第30節、リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦が終了しました。
マンチェスター・シティとの激闘を2試合演じた直後だけに、プレイヤー達のコンディションを気にしながら見ていたのですが、何も不安はありませんでした。
試合は、4-0のクリーンシートでリバプールが圧勝!
オールド・トラフォードでの試合では、リバプールが5点を奪ってのクリーンシートでしたから、リバプールは2試合トータルで9-0!
マンチェスター・ユナイテッドにシーズンダブルで勝利するのは、何とも気持ちの良いものです。
今日の試合は4-0でしたが、試合内容的には、もっと点差がついてもおかしくはなかったと思います。
チームの成熟度、個々のプレイヤーが持っているスキルがまったく違っている印象を受けました。
得点経過については、次のとおりです。
■5分:ルイス・ディアス
■22分:モハメド・サラー
■68分:サディオ・マネ
■85分:モハメド・サラー
スタメンで出場した3トップが、揃ってゴールを決めました!
特に、モーが久しぶりにゴールを決めてくれて、一人のファンとして嬉しくもあり、安心いたしました。
まず、先制点となったルイス・ディアスのゴールですが、最終ラインからカウンターが発動しました!
縦に速いリバプール!
サディオ・マネが右に開き、モハメド・サラーがクロス!
それをルイス・ディアスが右足で押し込んでいます。
リバプールの2点目は、モハメド・サラーのゴールが来ます!
ボールを繋ぎながら、最後はサディオがトリッキーなパス!
まるで、背中に目があるのではないか?というようなパス出しをサディオはしており、そのパスをモーが左足で決めたものです。
サディオのパスが素晴らしかったと思いますし、ここでモーにゴールが来たのは、今後のことを考えても大きいですね。
リバプールの3点目。
今度は、サディオ・マネが決めてみせます。
またしてもリバプールはカウンターを発動!
アンディ・ロバートソンが、ユナイテッドの縦パスを奪ってドリブル。
左から上がるルイス・ディアスに開きます。
ルイス・ディアスは、丁寧なグラウンダーのクロスを提供し、サディオは左足でよくコントロールされたシュートを決めています。
4点目もモハメド・サラーが決めたもの。
途中出場のディオゴ・ジョタが、優しくて丁寧なパスを送り、モーは、出て来るゴールキーパーの動きをよく見ており、その上にふわりと浮かしてナイス・ゴール!
マンチェスター・ユナイテッド戦で2ゴールですから、これでモーもリズムを取り戻すことでしょう。
今日の試合ですが、中盤でファビーニョがフリーになっているシーンが目立ちましたね。
名手のファビーニョに、あれだけ余裕を持たせたら、リバプールペースになると思います。
また、相変わらずチアゴが効いていました。
攻守にわたりエクセレント。
リバプールは、良い勝ち方が出来たし、マンチェスター・シティにプレッシャーをかけることが出来ますね。
勝ち点を積み重ねて行くことが、何かを生み出すように思います。
これだけの大差がついた試合であり、ある意味ワンサイドゲームだったと言ってもいいでしょう。
私が思うには、ブルーノ・フェルナンデスがトレント・アレクサンダー=アーノルドに犯したファールは、黄色でよかったのか?という疑問もありました。
完全にボールではなく、トレントの足を狙ってキックしていましたので。
ただ、本来ブルーノ・フェルナンデスは、そういう行為をするプレイヤーではないと思うので、よほどフラストレーションがたまっていたのだと思います。
それくらい、両チームの間には、大きな違いがあったように見えます。
この試合を象徴するのは、アレックス・ファーガソン氏とキング・ケニーの表情ですね。
呆然とするファーガソン氏、満面の笑顔で歓びキング・ケニー。
対象的でした。
さてリバプール!
今日は歓びつつも、次の試合へ向けて、また集中ですね!
今後の試合は全勝です!
絶対に勝つ!という気持ちで私も一緒に戦いたいと思います。
なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
文字通り、リバプールがマンチェスター・ユナイテッドを粉砕した試合でした!
■70分:ルイス・ディアス→ディオゴ・ジョタ
■79分:チアゴ→ナビ・ケイタ
■86分:ファビーニョ→ジェイムズ・ミルナー