
もう随分と古い話ですが、『上を向いて歩こう』というヒット曲がありました。
坂本九さんが歌ったもので、上を向いて歩くのは『涙が零れないように』だと歌われています。
このところリバプールファンにとっては、結構しんどい日々が続いていますが、自分まで下を向いてはいけないと思ってもいる私です。
現状を深刻に考えようとすれば、いくらでも深刻になれる。
また、批判をする精神が必要なときもあることでしょう。
それらを踏まえた上で、私はあえて静かに見守り、自分たちの時が来るタイミングを待ちたいと思っているのです。
近年のリバプールは強いチーム、勝てるチームとなり、特にアルネ・スロット監督は、就任一年目からプレミアリーグ優勝を果たすという好成績を残しました。
それがありますので、3連敗もすれば自ずと周囲が騒がしくなる。
皆で喧々諤々、持論を述べあうのもフットボールの魅力。
ただ、こと私に関しては、古い話になるものの、このブログを始めようとしたときに、どんなときも前向きにリバプールを応援していきたいと自らに誓った経緯があります。
ここ数試合、もしかしたら新シーズンに入ってから、リバプールが今一つ上手くいかない理由は複数以上の要因が絡み合ってのことではないかと私は思っています。

例はあげきれませんが、新戦力が多く、その組み合わせがフィットするに至っていないこと。
フォワード陣の守備への貢献度。
センターバックの手薄感に加え、両サイドバックの人選が固まらない実情。
開幕以降、コンディションがあがって来ない選手が複数いることなど。
課題をあげれば際限はなく、それを改善していくことが正しい道だと私も分かってはいます。
それでも、この私までが下を向いてはいけないと思うし、自らに言い聞かせてもおります。
こんなときだからこそ上を向いて。
ここを訪ねてくださる皆様には、たとえやせ我慢であったとしても、上を向いている私の姿を見ていただければと願うばかり。
いつも、ありがとうございます。