私はリバプールファンです。
「そんなこと、言われなくても分かっているよ!」と、お叱りの声をいただきそうですが。
一方、アヤックスというチームには、若い頃から好感を抱いて来たのも確かです。
アヤックスは、ヨーロッパでも歴史のあるクラブだし、次々に素晴らしいタレントを輩出する土壌は素晴らしいですね。
そんなアヤックスで活躍するブラジル代表のアントニーに、リバプールが関心を示しており、夏の移籍市場で狙う可能性があると。
また、アントニー自身もプレミアリーグ行きに前向きな発言をしているそうです。
まず、90minが報じるところによれば、アントニーには、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーが興味を持っているが、リバプールも加わっているとしています。
アントニーは、2000年2月24日生まれで、現在21歳。
明日が誕生日ですので、民法の規定に則って正確に言えば22歳ですね。
既に、ブラジル代表デビューも果たしており、将来を嘱望されている若手フォワード。
利き足は左ですが、右ワイドでのプレイを得意としています。
ちょっと短絡的かもしれませんが、一言でいえば華麗なるドリブラー。
フットボーラーとしては、決して大柄ではありませんが、俊敏であり初速に優れており瞬発力抜群なタイプですね。
アントニーは、アヤックス以前、サンパウロにいたことがありますが、リバプールはその時期から彼を見続けて来たとのこと。
本当だとしたら、ずっと見守って来たことになります。
そのアントニーが、Telegraafの質問に答えたことが結構な話題となっており、それはエコーも報じています。
これは、「リバプールが君に関心を示しているというニュースがあるけど?」というような問い。
彼が言っているのは、例えばこんなことです。
Antony
アヤックスは、幸せを感じられる場所だよ。
でも勿論、将来のことを時々考えてはいる。
プレミアリーグとラ・リーガのことは美しいと思って見ているよ。
適切な時が来たら、私はそこでプレイをしたいと願うだろう。
リバプールの攻撃陣といえば、世界に誇るフロントスリーがいます。
ただ、3人ともに同世代であり、いつかは世代交代を図って行く必要がある。
ロベルト・フィルミーノの後継者は、既にリバプールで活躍しているディオゴ・ジョタでしょうか。
サディオ・マネについては、左ワイドが得意なルイス・ディアスを獲得したリバプール。
これでもし、アントニーを獲得するようなことがあれば、右ワイドのタレントを得ることとなり、モハメド・サラーの後継者という位置づけになるのかもしれません。
モーの代わりは、そうはいないと思いますが、もしユルゲン・クロップ監督が、その将来性を見出しているならば、面白そうです。
オランダの名門アヤックス。
近年におけるリバプールとの関係でいえば、あのルイス・スアレスもアヤックス産でした。
ちょっと注目してみたいと思います。