移籍にまつわるゴシップというものは、フットボール界では常に振ってくるものですが、この時期になりますと、より賑やかになってきますね。
ゴシップに一喜一憂することはよくないと私は思っていますが、時に当たることもあるから妙に厄介です。
さて今回は、バイエルン・ミュンヘンに所属するディフェンダー、ダヴィド・アラバ(オーストリア)について取り上げてみたいと思います。
Telegraphが報じるところによれば、リバプールはダヴィド・アラバの状況をモニタリングしているとのこと。
というのも、バイエルンとの契約は2021年までとなっており、来年になるとフリートランスファーとなるわけですが、契約延長の合意に至っていないようです。
バイエルンは、着々と主力との契約延長を決めて来ていますが、ダヴィド・アラバに関しては苦戦をしている模様。
その動向次第では、リバプールが獲得へ向けて舵を切る。
そういう趣旨の報道だと捉えてよいと思います。
ダヴィド・アラバは、1992年6月24日生まれの27歳。
もうすぐ28歳の誕生日を迎えようとしています。
ディフェンダーとしてバイエルンの主力となっているダヴィド・アラバですが、元々ミッドフィールダーとしてプレイをしており、ユーティリティー性も兼ね備えたタレントだと言っていいでしょう。
センターバックとしては、ロングフィードに定評があり、左サイドバックとしては、精度の高いクロスを提供できる。
左足のキックは、特に高い評価を得ています。
もし、リバプールに来るようなことがあれば、センターバックも出来て、左サイドバックも出来る。
これは確かにジャストフィットなようにも思います。
ただ、鍵を握っているのは勿論バイエルンであり、あとはダヴィド・アラバが契約延長にサインをするか?ですね。
今回の報道によれば、バイエルンは来年になってフリーで出すことを嫌っており、もし契約延長が叶わないならば、資金を得られる今夏に出す考えだとされています。
このタレントには、リバプールの他に、PSG、マンチェスター・シティ、チェルシーなどが興味を示しているとも報じられており、まだまだ今後の状況を見る必要がありそうです。