夏をにらんでの移籍に関する報道は、日々増えて来ている感があります。
リバプールはといえば、まずはミッドフィールダーの補強が優先になると見られており、特に有力な補強候補としてジュード・ベリンガム、メイソン・マウント、そしてマテウス・ヌネスの名前が頻繁にあがって来ます。
今回は、ウルブスに所属するマテウス・ヌネスのことに触れてみたいと思います。
マテウス・ヌネスといえば、かなり以前からリバプールが注目をしているという噂はありました。
彼が、スポルティングに在籍をしていた時期からリバプールが狙っているという報道は多くあったものの、結果的にはウルブスへと新天地を求めています。
ただ、それでもリバプールは諦めておらず、マテウス・ヌネスが補強リストに載っていると見られていますね。
そのマテウス・ヌネスについて、エコーが他誌からの情報も加味しながら記事にしています。
エコーが書くには、リバプールはプレミアリーグから降格するチームから新戦力を連れて来ることに慣れていると。
ユルゲン・クロップ監督になってからは、例えばジョルジニオ・ワイナルドゥム、アンディ・ロバートソン、シェルダン・シャキリの名前が出て来ます。
ウルブスは現在、降格争いをしており、仮にウルブスがチャンピオンシップに落ちた場合、マテウス・ヌネスの移籍金が最大£20m下がるということが言われています。
今回の報道を見る限り、リバプールはずっとマテウス・ヌネスをモニタリングし続けており、移籍金は£50mかかると見ていたとされています。
それが、降格をしてしまった場合には、£30m-£40mの金額で獲得が可能になるとのことで、ウルブスがシーズンを何位で終えるかが関わって来るというのです。
プレミアリーグでは、11位以下をよくボトムハーフと呼びますが、ウルブスは現在13位。
しかし、降格争いは熾烈を極めており、18位のウェストハムとは3ポイント差しかなく、しかもウェスト・ハムの方が消化試合が2つ少ないという現状です。
19位のボーンマスとも3ポイント差であり、こちらもボーンマスの方が消化試合数が1つ少なくなっています。
今シーズンの降格争いは、非常に多くのチームが拮抗しており、ひとつの勝利で順位が大きく上がることもあります。
私の考えでは、ウルブスは降格をするようなチームではないと思うのですが、その場合リバプールは、マテウス・ヌネスを連れて来る仕事をしてくれるのか。
どれだけの資金を中盤に投じるか?が肝になるようにも思います。
センターバックの補強もしたいでしょうから、いかに交渉を上手く進めるかも重要ですし、補強リストの精査が必要になって来そうです。