リバプールの補強ポイントに関しては、多くの意見があり、まずどこを優先すべきか!という課題は当然あるし、クラブも十分に思慮していることでしょう。
ところで、現有戦力において、不確実性が高いポジションとしては、センターバックがあげられるかと思います。
やはり、ママドゥ・サコーのドーピング問題が、大きなファクターになってしまったことは間違いないかと思います。
マルティン・シュクルテルに関しては移籍の可能性が高いとされ、コロ・トゥーレの契約延長もまだ決まっていません。
ジョー・ゴメスが戻って来るというポジティブな部分もありますが、大怪我明けであり、いまだプレミアリーグでシーズンを通じてプレイをした経験がないゴメスだけに、絶対に計算ができるとは断言できない部分もあるかと思います。
今の時点でいえば、センターバックのポジションを1シーズン通してプレイする計算が立つのは、デヤン・ロブレンと新戦力のジョエル・マティプの2人かと思います。
センターバックは、怪我も多い役割だけに、万全を期すためには、もう一人の補強に動く可能性も高いかと思われます。
そんな中、以前からリバプールの補強候補として名前のあがっているホッフェンハイム所属のニクラス・ズーレをリバプールが獲りにいくのではないか?という論調が再燃しているようです。
ホッフェンハイムといえば、リバプールとの間で、ロベルト・フィルミーノの移籍を完成させた実績があり、クラブ間の交渉における繋がりは保てているものと思われます。
ニクラス・ズーレは、現在20歳の若手センターバックですが、ホッフェンハイムではその地位を確立しており、何よりもその恵まれた体躯が特徴です。
195cmあるといわれる身長にくわえ、体重も90kgを超えている重厚感あふれるタイプ。
スケールの大きさは、かなりのものですね。
また、たとえばジョエル・マティプと組ませ、ゴールキーパーも専らの噂どおり、ブンデスリーガから連れてくるとすれば、当面言葉の壁も何とか凌げることでしょう。
リバプールのセンターバックといえば、一時期マッツ・フンメルスの名前も補強候補としてあがっていましたが、フンメルスの新契約が決まった中、今後はニクラス・ズーレにスポットが当たる機会が増えそうな予感もします。
リバプールがニクラス・ズーレ獲得に動くのか?
まんざら、あり得ない話でもないようには思います。