現地時間火曜日には、プレシーズンマッチとしての最後の試合を行うリバプールですが、センターバックの人選に苦労をする状況にあるようです。
予測はしていたことですが、ファーストチームでの経験のあるプレイヤー、いわゆるシニアのセンターバックで、現在起用可能なのは、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの2人のみだとのこと。
これは、もしかしたら、奇策を用いる可能性がゼロではないかもしれません。
ユルゲン・クロップ監督がエコーに語ったところによれば、ジョエル・マティプについては、まだ状況を見て行く必要があり、ラグナル・クラヴァンはシリアスな怪我ではないものの、火曜日となると早過ぎるとのことです。
その発言の中でユルゲン・クロップ監督は、何らかのマジックを使うかもしれない・・・というニュアンスのこともほのめかしており、トリノ戦バージョンの特別ラインアップを組む可能性がありそうです。
考えられる選択肢としては、アカデミーのプレイヤーを抜擢するか、あるいはミッドフィールダーをコンバートするか?
そのいずれかになるかと、私としては予想をしています。
以前、やはりリバプールが、センターバックに危機的状況が訪れたとき、ジョルジニオ・ワイナルドゥムとエムレ・チャンを最後尾に置いた試合がありましたね。
あくまで、私の個人的な考えでは、センターバックが苦しいからといって、トリノ戦でファン・ダイクあるいはジョー・ゴメスを起用することはないと思っています。
無理をさせて、怪我でもさせてしまったら、それこそプレミアリーグ開幕へ向けて、大ピンチを招きますからね。
デヤン・ロブレンに関しては、チームに戻るのが月曜日であり、実戦に復帰できるのは、早くてもプレミアリーグ第3節あたりからだろうと見られます。
精力的な補強を行って来たリバプールですが、まさか開幕戦からセンターバックの枚数に不安が生じるとは・・・。
ラグナル・クラヴァンについては、ハムストリングに問題を抱えているとされ、程度にもよりますが、その性質上思ったよりも長引く危険性もあると想像します。
また、心配なのはジョエル・マティプです。
ナポリ戦も欠場していますが、その痛めた部位が、過日の試合で怪我を負ったところと別の場所のようです。
いわゆる (hip)だとされており、これはかつてのダニエル・スタリッジ状態か・・・!と、若干の不安を覚えます。
今シーズンこそは、プレミアリーグ制覇を狙い、チャンピオンズリーグのタイトルも獲りにいきたいリバプール。
センターバックは重要なポジションだけに、クラブとして、何らかの打開策、対応策があるのかが注目されそうです。
本当に、ファン・ダイクが元気だからいいものの、これで万が一のことがあったなら大変なことになりますね。
また、以前も書かせていただきましたが、ジョー・ゴメスにとっては、大きな大きなチャンスが到来していると言っていいと思います。
トリノ戦は、何とか凌ぐとして、プレミアリーグ開幕時に、センターバックの3人目が間に合うのか?
その部分を注視してみたいと思います。