プレミアリーグ開幕戦を3-3のドローで終えたリバプール。
本来ならば、ワトフォードを相手に3ゴールを決めているのですから、当然勝つべき試合だったと指摘されても仕方がないかと思います。
3点を取っても勝利できなかった理由は極めてシンプルで、ワトフォードに3ゴールを許してしまったこと。
必然、現地のリバプールファンの間でも、ディフェンスに対する厳しい声が沸き上がっているようです。
公正にみても、3失点ともに、よい点の奪われ方ではなかったですからね。
コップが悲痛な声をあげるのも、致し方ない部分もあるとは思います。
ワトフォード戦では、ディフェンスラインを担当したプレイヤー達のみならず、チーム全体として動きがいまひとつよくなかったと、私は感じていますが、結果は数字が表しており、必然不満を抱くファンが出てくることに。
最もシンプルなファンの反応としては、「頼むから、早くファン・ダイクを獲ってくれ!」というものでありましょう。
ファン・ダイクを獲得すれば、すぐにディフェンスが改善する。
それほど単純なものではないということは、きっと多くのファンが分かっているはずだと、私は思います。
しかし、それでも補強を急いでくれ!という声は、悲鳴にも似たものになってきていると愚考します。
ワトフォードとの対戦に限ってみれば、前線を担当した3人は、それぞれ持ち味を発揮してくれたと思います。
ただ、この3人に他のプレイヤー達が関与できていたか?と自問すれば、否とこたえるしかありません。
そのことは、ミッドフィールダーとディフェンダーの間にも言えることかと思います。
改善したいですね。
ワトフォード戦終了直後にも書きましたが、まだ新シーズンの初戦。
よくないところは出し切ってしまって、早い段階で改善を進めたいですね。
チャンピオンズリーグのプレーオフ、ホッフェンハイム戦までには、あまり時間がありませんが、ディフェンスをどこまで立て直せるか?
ファンは、注視していることと思います。
考えたくはありませんが、次の試合でもディフェンスが崩れることがあれば、ファン・ダイク獲得を急げ!という声がより高まりそうです。
私、個人的には、ワトフォード戦を観る限り、ディフェンス面では、サイドにも課題があったとは思っていますが。
あとは、中盤が攻守に連動できなかった。
理屈では分かっていても、ファン心理は、「補強を!」と、なる。
負のループに陥ることがないように、クラブとしてもディフェンス強化重視の姿勢を早い段階で示す必要性を感じます。
ファンの不安を払拭したいところです。