昨シーズンのバイエルンでは、活躍の場がなかっただけに、マリオ・ゲッツェは新天地を求めるだろうという読みが一般的に拡がっていました。
実際、恩師ユルゲン・クロップが、マリオ・ゲッツェ獲得を希望し、リバプール入りで合意寸前まで行っていたとされています。
しかし、突如事態は一変。
マリオ・ゲッツェの代理人が代わってから、波乱含みとなり、当のバイエルン自身も当惑している感があります。
時間軸を遡ってみると、マリオ・ゲッツェの獲得レースは、リバプール対ドルトムントという構図だと言われてきました。
それが、前述したような変化が起こり、リバプール入りの線が薄らぎ、プレミアリーグでは、アーセナルもマリオ・ゲッツェ獲得を狙っているという報道が出てきていたのも事実です。
そんな中、今度はトッテナムがマリオ・ゲッツェ獲得のフロントランナーだ!という報道が持ち上がってきています。
リバプールファンとすれば、ユルゲン・クロップの気持ちを知っていながら、そういう動きをするのは、やはり許せない部分もあるのでしょう。
ファンの間からは、「奴はゴミだ」という声もあがりはじめているようです。
マリオ・ゲッツェは、代理人を交代させた直後に、バイエルン残留希望を明かしましたが、その真意も、まだまだ分かりませんね。
さらに、トッテナムが有望となれば、やはりチャンピオンズリーグ出場権のあるクラブを優先して検討する・・・という意図が見え隠れすると、コップから受けとめられても仕方のないところでありましょう。
リバプールファンの心情としては・・・・
チャンピオンズリーグに出られるクラブへ行きたいんだろう!
ロンドンがいいんだろう!
・・・といった声が多数あがってきているそうです。
ここでは、マリオ・ゲッツェの人柄、人間性は、横に置いておくとして、現実問題として、リバプールは中盤の攻撃的ポジションには、タレントが豊富になってきたように思います。
考えようによっては、マリオ・ゲッツェ獲得のために用意しておいた補強資金を他のポジションに投入する!という考え方があっても、まったく問題ないかと思う次第です。
リバプールの補強。
ストライカーをどうするか?は、別枠で考えるとして、守備的なプレイヤーも、そろそろ決めておきたいところですね。
冷静に考えて、マリオ・ゲッツェの優先順位は、今のリバプールとしては、上位にはない・・・と、考えたほうが妥当かもしれません。
何より、ファンから歓迎されないのは、ある意味致命的かと・・・。