2018-2019シーズンのプレミアリーグが開幕し、3連勝を飾っているリバプール。
まだ改善すべきところはあるだろうし、チームが持っている本物のパフォーマンスを発揮するのはこれからだと、私は思っています。
しかし、そんな中でも、しっかりと勝ち点3を積み上げて来ていることは、実にポジティブなことですね。
昨シーズンを振り返ったとき、私なりに考えている今シーズンにおけるリバプールの課題としては、昨シーズンはドローにしてしまった試合を、いかに勝ち点3に持っていけるか!という部分だと思っています。
昨シーズンのリバプールは、確かに強かったし、攻撃には迫力がありました。
ただ、あえて言えば、ちょっとドローが多かったかなという印象があるのも事実です。
ドローであれば、勝ち点2を失うことを意味し、それが積もれば、数敗したのと変わらないという結果になってしまいます。
そういった意味で、試合内容は今後改善していくとして、開幕3連勝で来ていることは、しっかりと評価すべきだと考えております。
それを前提に申し上げると、リバプールの開幕3連勝を支えた貢献者に、私はジェイムズ・ミルナーとジョルジニオ・ワイナルドゥムの名前をあげたいと思っています。
いずれも派手さのあるプレイヤーではありませんが、試合の中で、実に効いていますね。
いわゆる仕事人タイプだと言えそうです。
この二人が中盤で、しっかりと仕事をこなすことにより、攻撃面でも守備面でも大きな貢献を果たしていると思うのです。
ジェイムズ・ミルナーとジョルジニオ・ワイナルドゥムに加え、ナビ・ケイタを中盤で起用しているリバプール。
この三人の連携は、日々成熟して来ているように思えます。
特に、ミリーとジニは、非常にスムーズにポジション取りを変えており、それが出来るのも、お互いを分かり合っているからでありましょう。
リバプールにとって大きいのは、ミリーとジニが好調であるがゆえに、ワールドカップ帰りのジョーダン・ヘンダーソン、新戦力のファビーニョに、急がせることをしないで済んでいるという点ですね。
いずれ、ヘンドやファビーニョにも出番が巡って来ることでしょう。
しかし、開幕から序盤での試合において、じっくり調整をする時間を与えられていることは大きいし、それは即ちミリーとジニのがんばりがあるからだと、私は思っています。
先日のブライトン戦は、1-0というスコアでしたが、現地ではミリーとジニが高く評価されているようです。
思えば、プレシーズンの時期から好調さをアピールしていた二人。
そのまま、公式戦に入ることが出来たと言えそうです。
これだけの活躍をしてくれれば、リバプールとしては言うことはないし、今後過密日程がやって来たとしても、実に心強いですね。
改めて、二人の健闘に拍手を送りたいと思います。