今回は、来シーズンのリバプールがストライカーの再編を敢行するのか?について、ちょっと考えてみたいと思います。
まず、結論から書いてしまうと、ストライカーの入れ替えがあったとしても、一人かな?と、私は予想しています。
現在のトップチームでも、人数的には揃っており、新しいストライカーを獲得するならば、必然的に誰かを放出すると考えるほうが妥当だとも思っています。
となると、出るのは誰か?という問題に行き当たります。
現在、トップチームのストライカーとしては、5人の名前を数えることができます。
・ダニエル・スタリッジ
・クリスティアン・ベンテケ
・ディボク・オリギ
この3人にロベルト・フィルミーノを加え、負傷中のダニー・イングスもいるという状況ですね。
この夏の移籍説も囁かれたスタリッジに関しては、このままコンディションを戻し、コンスタントに出場できるようになれば、放出する理由は何もないと思われます。
また、オリギ、フィルミーノ、イングスの3人を放出することも、まず考えにくい。
そうなると、リバプールが、この夏にストライカーの補強を行うならば、放出される可能性が高いのは、ベンテケでしょうか。
ベンテケは、素晴らしい実績も持っているし、個の能力も高いことは間違いのないところですが、どうしてもリバプールのプレイスタイルにフィットすることに苦しんでいる。
自らの才能をいかんなく発揮出来ない状態は、ベンテケ本人にとっても、辛いことだと思います。
もし、ベンテケを1シーズンで放出することになった場合、検討すべきは、その移籍金ですね。
リバプールは、アストン・ヴィラとの交渉の中で、マックスとも言えるだけの金額を支払った。
ベンテケ放出を実行する場合、いくらで売れるのか?も、当然課題になることでしょう。
理想的には、ベンテケの放出資金を新ストライカー獲得にまわしたいところ。
ここまで、ベンテケ放出の線で書いてきましたが、当然のことながら、今後ベンテケがゴールを量産してくれることが望ましいのは、言うまでもありません。
ただ、その兆しが見えないのも実情かと思います。
今年の夏こそ、リバプールは、しっかりと将来を見据え、チームにフィットしたタレントを探してきてほしいですね。
ベンテケにとっても、残されたシーズンで、どこまで存在感を示せるか?
非常に重要な時期に差し掛かっている言っていいでしょう。