まだ、今後の見通しが見えてこないモハメド・サラーの処遇ですが、一部では来年の夏まではリバプールに在籍をし、それ以降はバルセロナへ行くという記事も出て来ています。
モハメド・サラーが親しい友人に話したことだとしてBBCが報じています。
しかし、情報に踊らされて、大切なプレイヤーを色眼鏡で見ることは避けたいと私は思っています。
ただ、あらゆる可能性を考慮して、戦力が落ちないように計画を立てることも大切ですね。
もし、今年から来年にかけて、モーとサディオが去るならば、リバプールは大きな転機を迎えます。
さて、今回は、リバプールとエジプト代表がバトル状態になっているという話題を少し。
現在、モーはエジプト代表に合流しており、日曜日にはギニア戦が行われています。
BBCが報じるところによれば、ギニアとの試合でモーを起用する前に、スキャンを行ってほしいとの要望をリバプールが伝えたとのこと。
しかし、エジプトはそれを拒否。
スキャンを実施せずにギニア戦でスタメン出場をさせ、90分間のフルタイムプレイをさせたことになります。
"Salah was hit by an injury but played through it."😳
He rejected Liverpool's request to have a scan on an undisclosed injury before playing 90 minutes for his country on Sunday.
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— BBC Sport (@BBCSport) June 6, 2022
このことは、BBCの見解を紹介しながらFootball Insiderも記事にしており、エジプト代表の措置にリバプールは激怒。
クラブ対国の争いになっているとしています。
また、同誌は、高いサラリーを支払っているのはクラブであり、代表もそこはクラブの意向を尊重すべきだと・・・。
リバプールとしては、プレシーズン当初から、モーが元気な状態で参加することを望んでおり、もしエジプト代表の試合で無理をして手術になった場合、リバプールへの合流は遅れてしまうとしています。
クラブチームと代表チームといえば、上手く連携が取れることもあれば、時折こじれることもありますね。
典型的だったのは、ジョエル・マティプを巡るリバプールとカメルーンのすれ違いだったと思います。
クラブと代表チームに信頼関係がない場合、不幸なのはプレイヤー。
そこは、上手くやってほしいですね。
今年は、イレギュラーな時期にワールドカップが入って来ます。
シーズン中に開催されるということで、とにかくプレイヤーのコンディションをいかに維持するか?
そこが大きな課題です。
私が思うには、例年にも増して、メディカルチームの実力が成績を左右することになるのではないか。
例外はあるのかもしれませんが、強いチームは、良いメディカルチームを持っている。
新シーズン。
スタッフをも含めたチームの総合力での勝負となりそうです。