思えば、ちょうど一年前、リバプールの象徴であったキャプテン、スティーブン・ジェラードがクラブを去る発表をした日が近づいてきたということ。
あのときの驚きは、言葉に尽くし難く、ファンにとっては、まさに青天の霹靂とも呼べる衝撃でした。
そのジェラードは今、メルウッドへと里帰りし、ユルゲン・クロップとの関係も極めて良好なようですね。
今回は、ユルゲン・クロップが、ジェラードについて、あるいはジェラード不在のリバプールについて語っていますので、一部簡単にご紹介したいと思います。
(JK)
プレイヤー達は、(ジェラード不在の)ギャップを埋めなければいけないと感じているよ。
それは大きな課題だ。
みんながトライしているが、彼等はまだ若い。
弁解ではないよ。私は事実を述べているまでだ。
それが、私達が取り組んでいることでもある。
私とスティービーは、たくさんの話をしているが、それは公式のものではない。
私は楽観的な男だが、彼には契約があるしね。
今の時点で、ローンで来てもらうということは、絶対にないよ。
しかし、可能となれば、私達はそうするだろう。
クロップの眼には、ジェラードが抜けた穴を埋めるには、まだまだ不足しているものがあるし、プレイヤー達自身が、それをよく理解していて、懸命になって補おうとしている姿が見えているようです。
ジェラードは現在、LAギャラクシーのプレイヤーであるし、クロップの立場で、ジェラードの今、あるいは今後を語ることは難しいことでしょう。
しかし、可能な状況になれば、私達はそうしたい!と、一言添えたクロップ。
素直に解釈すれば、ジェラードを獲れる状況になったら欲しい!という意思表示にも受け取れます。
おそらく、ジェラードがリバプールへ戻って来てくれることがあるならば、コーチ兼任という立ち位置がいいのだと、私は思います。
以前、アンチェロッティも言っていましたが、今のリバプールが必要としているのは、ジェラードやキャラガーのようなカリスマ性をもったベテランの存在かもしれません。
さてリバプール。
8番をどうしますか?