多くの議論を残したまま、東京オリンピックの開会式、その日程が近づいています。
日本の夏は猛暑であり、それに加えて新型コロナウイルスが下火になる気配は見えていませんが・・・。
ところで、今回改めてSky Sportsが報じるところによれば、リバプールはモハメド・サラーを東京オリンピックに参加させない旨、エジプトFAに通知したとのこと。
エジプトFAとしては、モハメド・サラーは、オリンピック参加を望んでいると主張し、リバプールの理解を求めて来たそうですが、正式にリバプールは拒否を通知したと。
クラブと代表のスタンスが異なり、こじれた過去のケースといえば、ジョエル・マティプを巡ってのカメルーン代表とのいざこざがありました。
あの時には、FIFAの定めによって、代表チームから招集されたなら、クラブは送り出さなければいけない。
そのことが報じられ、リバプールはジョエル・マティプは怪我をしているということで押し通しました。
ただ、Skyが報じるところによれば、オリンピックという大会に関しては、このFIFAのルールは適用されないとのこと。
よって、リバプールには拒否権がある。
東京オリンピックに参加するとした場合、モーの休養はごく限られるし、プレミアリーグの開幕に間に合わない可能性が極めて高くなります。
ここはリバプールも譲れなかったということでしょうか。
また、新しいシーズンにおいては、アフリカネーションズ・カップも予定されており、リバプールはモーとサディオ・マネを代表に送り出すことが有力視されています。
来るシーズンこそ、マンチェスター・シティからプレミアのタイトルを奪還したいリバプール。
チャンピオンズリーグのトロフィーも手に入れたい。
ここは、クラブとしてもイエスとは言えなかった。
前述したように、FIFAの規定による強制力はありませんので、リバプールが罰則を受けることもない。
やはり、新しいシーズンの開幕に備えて、モーには、しっかりと準備をしてほしいですね。
リバプールにとっては、それだけ重要なシーズンになることは間違いありません。