今年の夏、補強に関しては静かだったリバプール。
よく噂になったのは、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜探しでしたが、レッズは現有戦力で乗り切る決断をしましたね。
もうひとつ、アタッカーについても補強ポイントだと見る筋が多かったのも事実です。
リバプールには、お馴染みのフロント・スリー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーがおり、さらに昨年の夏にはディオゴ・ジョタを獲得しています。
世界に誇る攻撃陣ですが、いずれやって来る世代交代に備える必要性もやがて生じて来る。
そのため、若手世代のアタッカーを獲るのではないかというのは、よくある見方でした。
ここで、ドイツのBildが記事にしているのは、リバプールがザルツブルク所属のカリム・アデイェミ獲得レースに参入したということ・・・。
カリム・アデイェミは、ミュンヘン出身で、現在19歳ですが、類い稀な決定力には規格外のティーンエイジャーという声も聞かれます。
今回の報道を見ると、ユルゲン・クロップ監督はアタッカーを欲しがっていたものの、資金面での折り合いがつかず、それが実現しなかったとされています。
その点、カリム・アデイェミであれば、許容範囲に収まって来る可能性があると・・・。
あくまで現時点での評価額ですが、カリム・アデイェミを獲得するには£17mが必要になるとされています。
ただ、今後の活躍次第で、この金額が上昇する可能性は十分にありそうです。
カリム・アデイェミについては、リバプールの他に、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナが関心を示しているともされており、争奪戦の様相を呈するのか。
それにしても、ザルツブルクも将来有望なアタッカーを代々輩出していますね。
このへんは、率直に認める必要があると思います。
ザルツブルク産といえば、南野拓実もそうだし、ぜひリバプールでブレイクをしてほしい!
その思いを改めて実感した時でした。