多くの負傷者が出ているリバプールですが、特に深刻なのは左サイドバックですね。
アンディ・ロバートソンが怪我を負った時点で、左サイドバックが厳しくなることは分かっていたものの、ロボに加えてコスタス・ツィミカスも長期離脱となり、シニアのプレイヤーでは左サイドバックの本職がいなくなりました。
厄介なのは、ロボもツィミカスも短期間で戻れるような怪我ではないということですね。
アーセナル戦では、ジョー・ゴメスがツィミカスに代わってピッチに入り好パフォーマンスを見せましたが、ジョー・ゴメスも怪我が少ない方ではなく、やはり不安要素をリバプールが抱えているのは事実。
若手でいえばルーク・チェンバーズなどがいますが、いざタイトルを狙うぞ!となったとき、チェンバーズに背負わせるのはまだ酷な気がいたします。
この左サイドバック問題についてユルゲン・クロップ監督がコメントしておりDailymailが伝えています。
Jurgen Klopp
いつになるか分からないその日まで、ジョー(ゴメス)はすべての試合に出場できるのだろうか?
それは分からない。見て行く必要があるね。
ロボは(来月には)戻って来るだろうし、コスタスは間違いなく長期離脱になるだろう。
まだ、じっくり考える時間がなかったが、今は本当に厳しい。
私も長くクロップさんの言葉を見聞きして来ましたが、「今は本当に厳しい」と言うのは珍しいことだと思います。
サイドバックは、リバプールの強さを支えている重要なポジションでもありますし。
ロボが怪我をした段階で、補強部門が左サイドバックに当たりを付けていればよいのですが、それはまったく分かりません。
あくまで理想論で言えば、左サイドバックもできるセンターバックがいれば、一番の解決策ですね。
そんなに都合の良い話は、そうはないと思うことは承知しています。
もうすぐ1月の移籍市場が解禁になります。
リバプールは、どうするのか?
その動きが注目されます。