現在、ロシアワールドカップにフランス代表として参加しているリヨン所属のナビル・フェキルですが、ワールドカップ開幕前にリバプール入りが決まる直前まで行っていた、という話は、多くのリバプールファンの皆様がご存知のとおりです。
注目されるのは、フランス代表のワールドカップが終了した後、リバプールがどう動くのか?という部分ですが、再びナビル・フェキル獲得へ向けた交渉をすると見る筋があるようです。
今回、ナビル・フェキルの件を取り上げているのはESPNで、リバプールがナビル・フェキルとの話し合い、手続きを再開させる可能性があるとのこと。
同誌によれば、ロシアワールドカップ前に、ナビル・フェキルは、LFC TVでのウェルカム・インタビューまで収録済みだったとされています。
ということは、本当に何らかの一点が、障壁になったということでしょう。
一般的に唱えられているのは、メディカルチェックにおいて、不安材料が見つかったとされていますが、好意的に捉えれば、リバプールとしては、更なる精密な検査をしたかった。
しかし、フランス代表のスケジュールの関係で、その時間的余裕がなかった。
そういうことも考え得るとは思います。
少なくとも、リバプール入りの条件面においては、ナビル・フェキルは納得し、合意の段階まで行っていたと見ることが妥当でしょうか。
さて、そのナビル・フェキルが参加しているフランス代表ですが、決勝トーナメントでアルゼンチンに勝利し、ベスト8進出を決めました。
今後、ナビル・フェキルの出場機会があるならば、そのプレイぶりもよく見ていきたいと思います。
メディカルチェック絡みであれば、極めてデリケートな部分でもあり、真実すべてが表面化する可能性は低いと思います。
あとは、ユルゲン・クロップ監督が、どれだけナビル・フェキルを必要としており、フロントが、どんな仕事ぶりを発揮するか。
そこが重要かと思う次第です。