長くリバプールで活躍をしたデヤン・ロブレンがゼニトへと旅立って行きました。
必然、センターバックの確保が求められる利ですが、デヤン・ロブレンの代役として、かねてからレアル・ベティス所属のセンターバック、アイサ・マンディ(アルジェリア)の名前も取り沙汰されていました。
今回、Sport Witnessが報じるところによれば、リバプールは正式にオファーを出したとのこと。
28歳のセンターバックについては、比較的安価で獲得できるという説がありましたが、今回の報道によれば、リバプールは€10mの金額をもってオファーを出したとされています。
同誌によれば、アイサ・マンディにはリリース条項があり、その金額は€30mだとのこと。
リバプールとすれば、思いっきり値切ったということでしょうか・・・。
以前、Estadio Deportivoが記事にしたことを思い出してみると、アイサ・マンディが来シーズンもレアル・ベティスに残留したとしたら、それは奇跡だとさえ書いていました。
アイサ・マンディは、2016年にレアル・ベティスと5年契約を結んでおり、来シーズンもプレイをしたとすれば、契約期間の満了を迎えます。
移籍金が入るうちに放出をするということは、珍しいことではありませんね。
デヤン・ロブレンが去ったことで、シニアのセンターバックが3人になっているリバプール。
しかも、ジョエル・マティプは、どちらかといえば怪我の多い選手でもあります。
それを考えれば、やはり4人は必要になると見るのが順当かもしれません。
アイサ・マンディを仮にリバプールが獲得をする場合、ポジティブな要素を探すとすれば、本職のセンターバックの他に、左右のサイドバックもこなせること。
要するに、最終ラインを4バックで形成するとした場合、4つのポジションでプレイが可能な選手ということになります。
リバプールのセンターバック候補としては、他にも多々名前が取り沙汰されており、果たして誰に落ち着くのか。
今後も注視して行きたいと思います。