少し前に、リバプールの左サイドバックについての記事を書きましたが、いろいろなメディアの論調を見ていると、補強に消極的というトーンが、ここへ来て強まってきたような印象を受けます。
そんな中、スペイン国内の情報としてエコーが紹介しているのは、リバプールがレアル・マドリード所属の左サイドバック、ファビオ・コエントラン(ポルトガル)に関心を抱き続けているというものです。
ファビオ・コエントランは、1988年3月11日生まれの28歳で、その才能を評価されつつも、レアルでは出場機会に恵まれない日々を過ごしてきました。
2015-2016シーズンには、ローンでモナコへ行き、そこでプレイをしていますが、モナコ在籍中には、レアルでは出場機会が少なすぎるとし、戻りたくない・・・という趣旨の発言をしていたとも報じられています。
本当にリバプールが狙っているのか?
レアルは放出を是とするのか?
・・・という問題も、もちろんありますが、ファビオ・コエントランは、今年の3月、トレーニング中に右足に怪我を負っており、手術を施しています。
かなり重症だったようで、復帰時期については、10月頃になるのでは?という見方も存在するようです。
ゆえに、もし補強が実現しても、当面リバプールの戦力としては計算できないということになりますね。
となると・・・、やはりジェイムズ・ミルナーを左サイドバックとして起用することをユルゲン・クロップは考えているのか?
私としては、ミルナーならば、立派に仕事をしてくれると確信しています。
ただ、ミルナーが、その状況、立場を了とするか?という問題はありますね。
試合の読み、適切なポジション取りなどの点では、総合力ではむしろアルベルト・モレノよりもミルナーが左に入ったほうが、リバプールは安定するのかもしれません。
あとは、ユルゲン・クロップが、負傷中のジョー・ゴメスをどこまで評価しているのか?も、ぜひ知りたいところです。
もしかしたら、ゴメスをサイドバックで!という試合が出てくるかもしれません。
とはいえ、まだ移籍市場は開いた状態です。
バーンリー戦、トッテナム戦の試合内容を、ファンとしてもよくよく見ておきたいですね。