バルセロナで続けていくかは分からない。
コパ・アメリカに参加中のコウチーニョが語った言葉です。
あれほど夢見た憧れのクラブでしたが、決して幸せな日々を送っているとは言えないということは確かなようですね。
高額な移籍金でバルセロナへ行ったものの、思うような活躍ができず、何より辛いのは、ファンがコウチーニョを受け入れているとは言えないことでしょうか。
そのような状況ですので、この夏にもコウチーニョはバルセロナを離れるのではないかとの報道が飛び交っています。
各メディアの報道を見ていると、コウチーニョには、パリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが興味を持っているとされていますが、先日のこと、フランスのLe10 Sportは、リバプールがコウチーニョとの再契約に興味を持っていると報じました。
コウチーニョをリバプールへ戻すメリットは何か?を考えてみると、まずプレミアリーグに慣れていることがあげられます。
リバプールにも旧友がいる。
ただ、Mirrorは、リバプールがコウチーニョを呼び戻す場合、困難な課題があると指摘しています。
それは、サラリーの問題だと。
リバプールからバルセロナへ行ったコウチーニョは、サラリーもあがり、その金額を維持してリバプールが獲得した場合、モハメド・サラーやファン・ダイクを超えて、チームでの最高給取りになってしまうとのこと。
あくまでMirrorの見解によればですが、コウチーニョはサラリーのダウンを望んでいないとのこと。
冷静に考えて、いくら以前に功績があったとしても、ヨーロッパ・チャンピオンのタイトルをリバプールへもたらし、プレミアリーグでも大奮闘したリバプールの主力、モーやファン・ダイクよりも、コウチーニョのサラリーの方が高いというのは不自然なように、私には思えます。
むしろ、サディオ・マネやロベルト・フィルミーノの処遇を改善してあげたいですね。
あくまでメディア関連の説ですが、リバプールがコウチーニョに手を差し出すならば、コウチーニョ側がサラリーのダウンを飲む必要がある。
そんなところでしょうか。
コウチーニョが去った後のリバプールが、ビッグタイトルを獲り、プレミアリーグでも素晴らしい戦績を残したのは事実です。
もし、コウチーニョにリバプールへ戻りたいという気持ちがあるならば、ある程度の妥協も必要かと。
ただ、これらはあくまで噂の範疇であり、リバプールは、まったく違うプレイヤーを狙っている可能性も十分にあります。
まずは、今後の動向を見てみたいですね。