負傷者が相次いでいるリバプール。
特に、ディフェンスラインには、多くの負傷者が立て続けに出ている現状です。
その中でも、次節のレスター戦では、右サイドバックをどうするか!?という課題に直面しそうです。
それを危機と表現するならば、リバプールは、どう乗り越えていくのか。
まず、右サイドバックのレギュラーを務めているのはトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、ご存知のとおり負傷中であり、レスター戦に間に合うか?は、微妙な状況のようです。
ユルゲン・クロップ監督のコメントとしてエコーが伝えるところによれば、プレミアリーグ第25節のウェストハム戦には間に合うだろうとのこと。
次に、右サイドバックもこなせるジョー・ゴメスについても負傷離脱中。
まだ、復帰の目途が見えてきていません。
この二人を欠いたときには、ジェイムズ・ミルナーが奮闘してきたわけですが、そのジェイムズ・ミルナーは、クリスタルパレス戦でレッドカードを受けており、レスター戦は出場停止。
さらに、ブラジル代表では右サイドバックを努めているファビーニョは、クリスタルパレス戦で、87分にピッチを下がっています。
詳しい情報は、LFCからは発せられていませんが、各種メディアによれば、ハムストリングに問題を抱えているようです。
もし、ジェイムズ・ミルナーに加え、ファビーニョも使えないとなれば、リバプールにとっては、非常に痛いことになりますね。
ご存知のとおり、リバプールはナサニエル・クラインをローンで1月に放出してしまいました。
こういった事態を招くならば、引き留めたのかもしれませんが・・・。
これまで書いてきた名前が、すべて出場出来ない場合、リバプールが採る方法としては、大きく分けて三つがあると思います。
第一には、若手の抜擢。
具体的には、ラファエル・カマーチョに託すか。
第二には、誰かを即席でコンバートするか?
ただ、右サイドバックでやれそうなプレイヤーの名前が、俄には見つかりません。
第三には、補強ですね。
ただ、1月も下旬に差し掛かった中で、レスター戦だけのために右サイドバックを補強するのか?というのも、やや疑問符がつきます。
他の方法は?と、考えたとき、センターバックのデヤン・ロブレンが復帰できるならば、スリーバックを採用するということも、選択肢のひとつでしょうか。
ビルヒル・ファン・ダイク、ジョエル・マティプ、デヤン・ロブレンを最終ラインに置き、右のウィングバックに誰かを入れる。
いずれにしても、レスター戦での戦術を組むのは、苦労がありそうです。
リバプールが、ここをどう乗り越えてゆくのか。
ある意味、レスター戦は、非常に重要な意味合いを持ってきそうですね。