ユルゲン・クロップと過ごした約9年の歳月。
リバプールファンにとっては、あまりに大きなものであり、余韻が残るという言葉はまったく通用しませんね。
ただ、自分の頭を冷静にすると、クロップ監督が去って以降のリバプールを強いチームに構築して行く使命があります。
その役職を担うのはアルネ・スロット氏。
既に、多くのメディアで名前は多々出ており、正式には6月1日からリバプールの仕事に関わるようです。
アルネ・スロット氏がリバプールの新指揮官に就任することはLFCもオフィシャルで認めており、’Liverpool Football Club can announce Arne Slot has agreed a deal to become the club’s new head coach,’と記しています。
監督の呼び方はいろいろあって、日本ではあまり気にされませんが、アルネ・スロット氏はヘッドコーチと呼ばれる監督になるようです。
監督の呼び方としては’Maneger’も有名ですよね。
ヘッドコーチは、まさに現場の主導者であり、選手達をまとめて行きつつチームを創って行く役割。
一方のマネージャーは、補強関係が顕著なように、クラブの運営にも発言権を持つ存在と言っていいと思います。
リバプールというビッグクラブでの1年目ですから、ヘッドコーチとして現場主義に徹した方がベターかもしれませんね。
何しろ、リバプールにはマイケル・エドワーズを筆頭とする強烈な陣容が目を光らせているのですから。
アルネ・スロット監督に望むこと?
ぜひ、リバプールの良い部分は継承してほしい。
しかし、クロップさんの真似をしろというわけではありません、リバプールに染みついたDNAをリスペクトし、その中で自分がやりたいフットボールを具現化してほしい。
もうすぐ、リバプールの新章がスタートします。