今、移籍関連の話題で花盛り。
どんなチームになるのか?は、補強の様子を見なければ、語れない部分もありますが、私なりに、新シーズンを迎えるリバプールにとって、課題と申しますか、鍵を握るものについて、一筆したためてみたいと思います。
とにかく、来るシーズンは、絶対に目に見える結果を出さなければいけない。
そのために、何がリバプールに必要なのか?を考えてみよう!
そう思ったわけです。
まず、昨シーズンのリバプールを振り返れば、次の2点は、誰しもが認める改善点だと思います。
1 決定力不足の解消
2 チームとしての守備強化
上記2点の改善は必須として、私としては、もうひとつ、昨シーズンのリバプールが混迷に陥った要因があると思っています。
そこには、次の事実が存在します。
1 チャンピオンズリーグへの出場→ヨーロッパリーグへ
2 FAカップ、キャピタルワンカップで、いずれも準決勝まで進出
特に、久しぶりの出場となったチャンピオンズリーグが、リバプールに与えた影響は、非常に大きかったと、私としては考えております。
要するに、二足の草鞋を履くだけの準備が整っていなかった・・・。
それが顕著に出ていたのは、ターンオーバー(プレイヤーのローテーション)が、上手く出来なかったということではないでしょうか。
時にあやふやであったり、時に極端過ぎたり・・・。
好成績を残した一昨シーズンは、言うなれば、プレミアに集中すればよかった。
そこに、他の大きな大会が加わったとき、それを乗り越えるだけの采配が出来なかった。
この夏、リバプールは精力的な補強を敢行しています。
おのずと、チーム層も厚くなることでしょう。
その事実は、裏を返せば、控えに甘んじるプレイヤーも出てくるということ・・・・。
ならば、プレミアリーグとヨーロッパリーグ。
このふたつにおいて、いかに上手くプレイヤーのやり繰りが出来るのか!?
そこに、命運はかかって来ると思います。
何より大切なのは、ベンチに控えるプレイヤー達のモチベーションを決して下げてはいけない!ということ。
簡単にいえば、2チーム分の戦力を、どう上手く操れるのか?
そこに、新シーズンのリバプールを占う鍵があると思えるのです。
これが出来てこそ、勝負師!ではないでしょうか。
新シーズンのリバプール。
大きく飛躍することを信じたいし、まず優先すべきは、やはりプレミアリーグでしょうね。
どうか、良いシーズンになりますように。