リバプールの重点補強ポイントのひとつとして、かなり早い段階から話題にあがっている左サイドバックですが、現時点ではトップチームの本職としてはアルベルト・モレノが実質一人という状況です。
そのモレノですが、先日のアーセナル戦でのパフォーマンスには、各方面から批判もあがっているようです。
フットボーラーに批判はつきものですが、もしリバプールがこのまま手を打たないで時間が経過した場合、その批判の矛先がユルゲン・クロップに向けられる可能性も、完全には否定できません。
冷静な目で、先日のアーセナル戦を振り返ってみた場合、相手にPKを献上するきっかけになったのはモレノのファール。
たしかに、ペナルティー・エリア内のプレイであれば、ちょっと足を振りすぎかな?という印象も受けました。
また、アーセナルから見た右サイドにスペースが結構生まれていたことも確かかと思います。
英国、複数以上のメディア、ジャーナリスト、テレビのコメンテーター等も、モレノのパフォーマンスには疑問を呈している傾向にあります。
ただ、リバプールは、左サイドバック獲得に大金を用いる考えはない・・・という説も存在します。
あえて、その根拠を探すとすれば、以前も私見として取り上げましたが、もしかしたら、今シーズンの左サイドバックにジェイムズ・ミルナーを起用している?という考えがひとつ。
もう一点は、現在負傷中のジョー・ゴメスが戻ってくれば、両サイドバックも担当できるということもあろうかと思います。
さらに言えば、ちょっと強引な起用法かと思いますが、ラグナル・クラヴァンも左サイドバックを一応こなすことができます。
少なくとも、残念なことに、アーセナル戦でのモレノのパフォーマンスは、賞賛に価するには届かなかった。
ファンとしては、次節のバーンリー戦で、しっかりと左サイドバックの機能性を見ておきたいですね。
もしも・・・ですが、このままリバプールが、左サイドバック補強に関して、何らの動きも見せない場合、外野からの声が高まってきそうな予感はします。
隠し球?がいるのかは、分かりませんが、現時点では、リバプールの左サイドバック候補として、具体的な名前があがる状況にはないようです。