現地時間日曜日に、プレミアリーグの最終戦(第38節)を迎えるリバプール。
先ほどまで、ウルブス戦を前にしたユルゲン・クロップ監督の会見が行われていました。
その場では、負傷者達の情報も提供されており、それはポジティブなもの。
リバプールのメンバーで怪我を負っていたのは、後方から書くと、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ファビーニョ、モハメド・サラーといった面々でした。
ユルゲン・クロップ監督は、誰も皆、良くなっていると語っていました。
まず、ジョー・ゴメスについてですが、サウサンプトン戦で足を痛め、ハーフタイムをはさんで交代。
セカンドハーフの右サイドバックは、ジェイムズ・ミルナーが代わって努めていました。
次にファビーニョについては、アストン・ヴィラ戦で筋肉系のトラブルが発生。
ファン・ダイクとモハメド・サラーは、FAカップ決勝のチェルシー戦で、それぞれ違和感を訴えて、試合途中で交代をしていたところです。
会見にて、たとえばユルゲン・クロップ監督は、概ね次のようなことを語っていました。
Jürgen Klopp
まず、ジョーについては何よりも良いニュースだよ。
私達は、昨日改めて心強いスキャンを行った。
彼と私達が、試合後に思っていたよりも幸運な結果だったよ。
それは打撲であり、他の何ものでもない。
彼が痛めたのは足だったから、誰もが心配をしていたんだ。
ドレッシングルームで、ジョーの顔を見るまではね。
ほとんどの場合、自分の躯のことは、自分が一番よく分かっているものだからね。
再度のスキャン、その結果は、まだ手元にはないが、何事もないだろう。
すべて問題なく進んでいるよ。
あとは、痛みにどう対処できるかだが、今日、明日と見ていくことになる。
この時点では、(ウルブス戦については)何も言えないね。
他の面々は、みんないいよ。
彼等を週末にどうするかは、まだ決めていない。
ソン・フンミンとの得点王争いのことも100パーセント理解をしている。
しかし、私達がリスクを冒すことはない。
モーもリスクを冒したくはないから、それは間違いのないことさ。
見た目には良さそうだが、まずは一歩を踏み出すってことだね。
私が持っている解決策だが、週末に全員が試合に関与できるか、あるいは少なくともベンチに入るかだ。
どうなるかは分からないが、彼等は何らかの形で関与することだろう。
しかし、もしそうでない場合には、まだ100パーセントだとは言い切れない。
先日の試合では、トレント・アレクサンダー=アーノルドはメンバー外となり、しっかりと休養を取ることが出来ました。
それを考えたとき、右サイドバックはジョー・ゴメスではなく、トレント・アレクサンダー=アーノルドだと見る方が妥当かと思います。
ファン・ダイクについては、ウルブスのことはリスペクトするものの、ジョエル・マティプとイブラヒマ・コナテでも行けるだろうと私は思います。
ファビーニョは、かけがえのないプレイヤーですが、レアル・マドリード戦のことを考えたとき、無理はさせないだろうと・・・。
ただ、あまりに試合間隔が開くことも良くはありませんので、理想的には途中からジョーダン・ヘンダーソンに代わってアンカーを努めるか?
モーに関してが、最も判断が難しいですね。
ユルゲン・クロップ監督が言っていたとおり、ソン・フンミンとの得点王争いがあります。
一方で、モーの場合には、チャンピオンズリーグでのレアル・マドリード戦といえば、並々ならぬ意欲に燃えているはず。
可能性のひとつとしては、セカンドハーフから投入するか?という線もありでしょうか。
リバプールの場合には、まだプレミアリーグのタイトルを獲る可能性が残っており、チャンピオンズリーグの決勝も待っている。
朗報はといえば、私が思うに、タキこと南野拓実がアピールできて調子の良いところを見せたし、ボビー、ロベルト・フィルミーノのパフォーマンスが、すこぶる良かったことです。
ウルブス戦を勝利という結果で終えて、負傷者は出さず。
満を持してレアル・マドリード戦!
それが理想ですね。
リバプールに勝利の女神が微笑みますように。