ナット・フィリップスといえば、やはり思い出すのは、リバプールがセンターバックの危機、いわゆるクライシスに陥ったシーズンで、魂のこもったプレイを見せてくれたことです。
躯を張ったプレイは、見るものの心を動かしたに違いありません。
傷だらけになっても戦う姿。
また、ナット・フィリップスのストロングポイントは、ヘッドの強さですね。
ヘッドでの競り合いという点では、かなりのレベルにあると思います。
あの苦しかったシーズン。
リバプールは、それでもプレミアリーグで3位という結果を残しましたが、ナット・フィリップスの貢献が大きかったことは、多くのリバプールファンの共通認識ではないでしょうか。
そんなナット・フィリップスにオファーがあるだろう。
リバプールは、そう予想をしているとの報道が出ています。
Goalが報じているもので、ナット・フィリップスには、ボーンマス、フラム、それにいくつかのセリエAのクラブが関心を示しているとしています。
同誌によれば、ナット・フィリップを売却する場合、リバプールは少なくとも£10mを要求するとしています。
このナット・フィリップに関して、リバプールの地元誌であるエコーは、ボーンマスが興味を示していることは認めています。
一方、エコーはといえば、リバプールは移籍金を£12m-£15mに設定していると・・・。
ただ、この条件でのオファーは、まだ届いていないとしています。
リバプールのセンターバックですが、悪夢のようなシーズンがあったわけですが、昨シーズンはコンスタントにジョエル・マティプが活躍をしましたね。
新戦力のイブラヒマ・コナテも好パフォーマンスを見せました。
さらに、契約延長なったジョー・ゴメスも心機一転、レギュラーの座を狙います。
ファン・ダイクは、言うまでもなく不動。
このセンターバック陣を擁するリバプールにあって、ナット・フィリップスは、どうしても出場機会という面で限定されてしまう。
競争があることは事実で、フットボーラーであれば宿命のようなものですね。
ただ、ナットには幸せになってほしい。
今後、彼がどんな道をチョイスしたとしても、応援して行きたい選手です。