センターバックの危機に対応するため、リバプールが1月に打った策は、シャルケからのローンでオザン・カバクを連れて来ることでした。
このローン移籍には買取オプションが付いていると言われていますが、リバプールは彼の活躍を評価しており、この夏には完全移籍での獲得をする準備が整っているとのこと。
90minが報じています。
オザン・カバクですが、厳しい見方をすれば、まだまだ学ぶことも多々あるかと思います。
ただ、彼は若いし、将来性を含めて考えたとき、ユルゲン・クロップ監督の目に叶っているならば、完全移籍で獲得することは理にかなっているかもしれません。
買取オプションを行使する場合ですが、その金額は£18mだと言われています。
オザン・カバクくらい、期待度の高いセンターバックをこの値段で獲れるのならば、正式に仲間として迎えたいですね。
今、リバプールのセンターバックといえば、オザン・カバクとナット・フィリップスの2人がファーストチョイスになっています。
経験が重要なポジションにあって、リバプールは若いコンビを起用しているわけですが、その背景には、やはりファビーニョはアンカーで使った方が、チームのためになる。
そういった判断があったことと思います。
同誌によれば、ユルゲン・クロップ監督は、来シーズンにはファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンを中盤で使いたいと望んでいるとしています。
それは、当たり前といえば当たり前ですね。
ファン・ダイクは、順調に回復をしていますが、重傷ではあり、いきなり連戦の出場で無理はさせたくない。
その場合、やはりセンターバックの枚数は揃えておきたいレッズ。
オザン・カバクは、徐々にリバプールに馴染んで来ており、プレミアリーグの経験も積んで来ている。
まだ、今シーズンの試合は残っているし、そこで良いパフォーマンスを見せてくれれば、もう迷うことはないと思います。
今シーズンは、負傷者が続出し苦しんだリバプール。
来シーズンこそは盤石の体制を築き、栄光をつかみたいものです。
おそらく、オザン・カバクに関しては、買取オプション行使という方向性かと思いますが、それを確実なものにするためにも、今後の活躍に期待をしたいと思います。
まずは、レアル・マドリード戦で見せてほしいですね。