先日のこと、シモン・ミニョレが、リバプールから離れる可能性を示唆したことをお伝えしたわけですが、これはシモン・ミニョレが、ベルギーのメディアへ向けてした発言だったようです。
ロリス・カリウスが、ベシクタシュへローンで行ったとしても、そのことは自分には影響しないという趣旨の発言をシモン・ミニョレはしており、もっとプレイがしたい!という気持ちを発露していたものです。
しかし、リバプールとしては、シモン・ミニョレを放出することについては、これを拒否するとの報道が出て来ています。
報じているのはGuardianで、リバプールは、この夏にシモン・ミニョレを手放す考えは持っていないとされています。
たしかに、リバプール目線でいえば、この時点でシモン・ミニョレまで出してしまうと、ゴールキーパー事情が厳しくなりますね。
早い段階でダニー・ウォードの放出を決断し、ロリス・カリウスのローン移籍も決めたリバプール。
これで、シモン・ミニョレまで出て行くとなった場合、セカンドゴールキーパーが、大きな懸案となってしまいます。
シモン・ミニョレとしては、2番手だろうと3番手だろうと、大した違いはないとしており、とにかくプレイがしたいという気持ちを表していました。
その気持ちも、分からなくはないし、妥協案としては、1月の移籍市場時に、リバプールも何らかの配慮をしてあげるということでしょうか。
リバプールのナンバー1ゴールキーパーについては、アリソンで決まりでしょうが、万が一のことがあった場合、そこが大きな穴になってしまっては、タイトルどころではなくなってしまいます。
ここは、クラブとして、しっかりと対応したいですね。
まずは、シモン・ミニョレとよく話し合い、納得させた上で、残留させるという行程も必要だと思います。
ゴールキーパーというポジションは、試合に出られるのは、基本的に一人だけだし、この点は実に難しいですね。
シモン・ミニョレの去就については、どんな方向になるにせよ、今週末の金曜日、8月31日には確定します。
現実的に、今のリバプールは、シモン・ミニョレを放出する状況にはないと思うし、キープすると見るほうが妥当のように思えます。
ただ、シモン・ミニョレの移籍したいという気持ちが強いならば、前述したように、1月の段階では、何らかの対応を考えていく必要がありそうです。