スソといえば、リバプールでの将来を嘱望されていたタレントであり、神童と呼ばれていた時期もありました。
現在は、セリエAで大活躍をしており、ミランの堂々たる主力ですね。
そのスソをリバプールが夏にも狙いにいくとの報道が浮上しています。
リバプールがスソを戻そうとしている・・・という報道は、以前から時折出ていたわけですが、今回は、イタリア筋の情報としてMirrorが取り上げています。
同誌によれば、スソとミランの契約にはバイアウト条項があり、その金額は£40mだとされています。
スソといえば、前述したとおり、若かりし日々をリバプールで過ごして来たわけで、もし本当に戻ってくるならば、私も嬉しいし、多くのファンが歓迎することでしょう。
ただ、ミランにいたほうが幸せではないか?というご意見があるかもしれません。
報道レベルですので、何とも言えませんが、もしリバプールが本当にターゲットにしていたら?という前提で、私見を書くと、何もユルゲン・クロップ監督は、かつてリバプールにいたからという理由で、補強をするわけもないと思います。
スソが欲しいというならば、今の姿、そのプレイぶりを評価してのことでしょう。
かつてリバプールに在籍してときとは、監督もコーチも代わっており、チームの戦術もまったく異なります。
ゆえに、以前花開かなかったから、今度も難しいという理論は、必ずしも成り立たないと、私は思います。
たとえば、ロベルト・フィルミーノは、ユルゲン・クロップ監督が指揮を執るようになって以来、見違えるような活躍を見せるようになりました。
肝心なのは、ユルゲン・クロップ監督の望むタレントであり、今のリバプールが具現しているスタイルにフィットするか?
その部分だと思います。
もしかしたら、リバプールへ来ることによって、さらに一段レベルの高いプレイヤーになるかもしれない。
おそらく、リバプールは今年の夏に、ミッドフィールダーを補強することでしょう。
それも一人ではないと、私は思っています。
その候補の一人がスソということか。
スソの場合には、本当に若くしてリバプールにいましたので、懐かしい名前に思えますが、まだ24歳ですからね。
これからが旬な時期でありましょう。
今後の動向を見守りたいと思います。