補強があれば放出もあるというのが、フットボールの世界での常ですが、リバプールの放出候補として、どうしても名前があがりがちなのがジョー・アレンです。
ただ、私としては、最近のジョー・アレンは、非常にアグレッシブにプレイをしているし、ユルゲン・クロップが目指すフットボールを理解してきていると感じています。
あくまで私見ですが、現状のリバプールであれば、ジョー・アレンは必要な戦力だと思います。
ただ問題は、夏に誰を補強で連れてくるか?ですね。
メディアでは、相変わらずジョー・アレンを放出候補の一人として見ているようです。
こういった報道が出る背景には、リバプールとジョー・アレンとの残り契約期間の問題もあるかと思います。
ジョー・アレンの現行契約は2017年の夏までで、分かりやすくいえば、このまま契約を延長しなければ、来年の移籍市場ではフリーになることを意味します。
ひとつの考え、読みとして、値段がつくうちにジョー・アレンを売ってしまおう・・・という考えをリバプールが持っていると、メディアは予想しているのでしょう。
その場合、リバプールが要求する移籍金は、£10mだと、EXPRESSは報じています。
たとえば、リバプールとジョー・アレンの間で、新規の契約延長がなされれば、この噂は即座に消えると思いますが、現状では、その動きは見られないようです。
ジョー・アレンが売りに出された場合、獲得に乗り出すだろうとされているクラブとしては、スウォンジーとワトフォードの名前があげられています。
特に、スウォンジーに関しては、下馬評どおりブレンダン・ロジャーズが新監督に就任した場合、ジョー・アレンを欲するのではないかとの見方が強いようです。
ジョー・アレンの将来を握る鍵は、この夏にリバプールがどんな補強を成就させるか?
それがすべてのようにも思えます。
折しも、ジョーダン・ヘンダーソンとエムレ・チャンが、揃って負傷離脱している時期でもあり、ジョー・アレンとしては、残った試合で猛アピールをしておきたいところですね。