英国各メディアが報じるところによれば、リバプールはシモン・ミニョレとの長期契約延長の調整作業に入っているとのこと。
年内にも合意に取り付けたい意向の模様です。
ただ、契約延長と、今後もリバプールのレギュラー・キーパーであり続けることは、必ずしもイコールではないと言えるかもしれません。
ミニョレは、ゴールキーパーとしては、まだ若い部類に入るし、今後の成長への期待値も含まれての延長オファーであると思います。
一方、チーム内で健全なポジション争いが起こる環境を用意することも、ある意味必要かもしれません。
ユルゲン・クロップは、1月にゴールキーパーの補強を行う考えはないと語っていますが、オーナー筋では、ある程度の補強資金は用意する意向のようです。
まだまだ、ミニョレ自身にも成長の余地はあると思うし、チーム内に良きライバルがいる状態をつくるのも、検討してよい事項かと思います。
ミニョレのショット・ストップ能力は、これまで何度も実証済みだし、あとはハイボールへの対応やコーチングなどの部分を改善していってほしいですね。
リバプールは、1月にゴールキーパー獲得に動くのか?
あるいは、クロップが言うように、特段手をつけないのか?
こればかりは、実際に移籍市場が開いてみないと、未知数な部分が多いようです。
いずれにしても、リバプールの現時点でのレギュラー・ゴールキーパーはミニョレなのですから、ぜひとも、より良いゴールキーパーとして成長するように、修練していってほしいと思います。