ハダースフィールド戦において、0-1のクリーンシートで勝利をおさめたリバプール。
これにより、今シーズンのプレミアリーグ9試合で、6度目のクリーンシートを達成したことになりました。
これまでの9試合の中には、トッテナム戦、チェルシー戦、マンチェスター・シティ戦も含まれており、それを考えたとき、かなり良い戦績かと思う次第です。
攻撃面においては、まだまだリバプールが持っている破壊力が全開になるには至っていないと思います。
調子が上がってくる時期が、必ずあると私は思っているし、ある意味、攻撃に関しては多少の波はあるものだと思うし、その点、ディフェンスの方が安定したチーム力を表すものではないでしょうか。
6度のクリーンシートを達成したリバプールは、ここまでの9試合でのチーム総失点数が3。
この3失点という成績は、マンチェスター・シティと並ぶものであり、次に良い結果を出しているチェルシーとトッテナムが、総失点7ですので、上位2チームの守備が、いかに安定しているかを示していると思います。
間違いなく言えることは、昨シーズンよりも明らかにディフェンス力が向上したこと。
いろいろ要因はあると思うのですが、ビルヒル・ファン・ダイクが、シーズン冒頭からセンターバックにいる!ということは、大きなポイントかと。
また、勿論のこと、アリソンの加入もありますね。
さらに、いまだその本領を発揮するには至っていない攻撃陣ではありますが、しっかりと前線からプレスをかけ、守備面で貢献している姿が目立ちます。
リバプールの前線は、得点数だけで評価してしまうと、ちょっと違うのかなと、私は思っております。
この守備力をキープし、さらに向上させてゆく中で、リバプールが持っている破壊力が戻ってくれば、かなり強いチームへとなっていくことでしょう。
9試合のうち、6試合でのクリーンシート。
これは、リバプールの地力が、より底上げされた証だと言えそうです。
これからさらに、攻守両面での成熟度を上げていきたいですね。
次のプレミアリーグは、アンフィールドでのカーディフ戦となります。
ぜひまた、クリーンシートを達成してほしいと願うところです。