先ほど、プレミアリーグ第37節、サウサンプトン対リバプール戦が終了しました。
早い時間帯でサウサンプトンに先制を許したリバプールでしたが、その後逆転に成功!
1-2のスコアで勝利!
勝ち点3を持ち帰っています。
この結果、首位のマンチェスター・シティとは勝ち点差が1ポイントという状況でプレミアリーグは最終戦へ!
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲13分:失点
■27分:南野拓実
■67分:ジョエル・マティプ
13分の失点シーンですが、あれはシュートが上手かったと思います。
ブロックに行ったジェイムズ・ミルナーの足にも当たっていたし、致し方ないかと。
ただ、重要だったのは、そこからの逆襲でした。
リードされたリバプールですが、すかさず南野拓実がゴール!
試合を振り出しに戻しています。
タキのゴールですが、ジョエル・マティプから右ワイドのジョー・ゴメスにボールがわたり、ジョー・ゴメスがクロスを供給。
そのボールをディオゴ・ジョタが落とし、ゴールに向かって行ったタキが、右足で文字通りぶち抜きのシュートを決めました。
リバプールの2点目は、コーナーキックから生まれます。
左からのコーナーで、キッカーはコスタス・ツィミカス。
一度は、相手ディフェンダーにヘッドでクリアされましたが、そのボールをジョエル・マティプがヘッドで押し込むように決めています。
逆転し、リードしてからのリバプールは、慌てることなく、上手く試合をコントロール。
普段、なかなか出番が巡って来ないプレイヤーも多くいた中でも、試合巧者ぶりを見せてくれました。
今日の試合では、自らのゴールこそなかったものの、ロベルト・フィルミーノの存在が効いていたと思います。
さりげないボールタッチ、ボールさばきは、さすがはボビー!
引いてくるサウサンプトンを相手に、ボビーがいることで、相手にプレッシャーを与えていたと思います。
また、私が感心したのはイブラヒマ・コナテの逞しさです。
対人にも非常に強く、良い働きをしてくれたと思います。
今日は、ファン・ダイクが不在でしたが、イブラヒマ・コナテとジョエル・マティプのコンビも相当なものですね。
それを知らしめた試合だったと思います。
リバプールに不安要素があるとすれば、ファーストハーフ終了間際にジョー・ゴメスが負傷をしたこと。
ハーフタイムをはさみ、ジョー・ゴメスはジョーダン・ヘンダーソンと交代。
右サイドバックには、ジェイムズ・ミルナーがまわることになりました。
今日の結果により、リバプールとマンチェスター・シティとの優勝争いは最終戦決着へ!
リバプールはウルブスと、マンチェスタ-・シティは、スティーブン・ジェラード監督率いるアストン・ヴィラとの対戦が残っています。
大きなドラマが待っているか!
そう期待したいですね。
ターンオーバーを施し、大きくメンバーを入れ替えて来たユルゲン・クロップ監督。
それでも、しっかりと勝ち点3をゲットする!
収穫の多い試合だったと思います。
なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■46分:ジョー・ゴメス→ジョーダン・ヘンダーソン
■65分:ハーヴェイ・エリオット→ディボック・オリギ
■82分:ロベルト・フィルミーノ→ナビ・ケイタ