プレミアリーグの全日程が終了し、本来ならばシーズンオフのモードに入っている時期ですが、リバプールにはビッグマッチが残っています。
まさに、今シーズンの集大成となるチャンピオンズリーグ決勝。
当然ながら、私もリバプールの優勝を心から願っています。
２シーズン続けて、決勝の舞台に進んだリバプールですが、昨年のレアル・マドリード戦では、イレギュラーな事態も起こってしまいました。
試合の早い段階で、モハメド・サラーが怪我を負い、ゲーム・プランが狂ってしまうことに。
また、モーがピッチを去った後に、気持ちを切り替えることが、簡単ではなかったようにも見えました。
そういった苦い思いもしたリバプールですが、チャンピオンズリーグの決勝を経験しているということが、大きな要素になるだろうと、私は愚考しています。
自信を持って、堂々と戦ってほしいですね。
以前、私は、この試合の鍵を握りそうなのはファビーニョではないかと書きました。
リバプールのスタイルを考えるとき、アンカーが果たす役割は、非常に重要だと思うからです。
攻撃に入り、多くの得点を演出しているのは、両サイドバックの積極的な仕掛けであり、クロスです。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンが、十分に機能するように、アンカーをはじめ、ミッドフィールダー陣が、効果的なカバーリングを行いたいですね。
シーズン終盤に入り、担当ポジションを変えて以来、ジョーダン・ヘンダーソンは、非常に良くなっていると思うし、カバーリングの鋭さも光ります。
そういった意味で、私はヘンドにも期待をしています。
あとは、フロントスリーが、持ち前の破壊力を見せつける展開になれば、自ずと勝利が近づいて来ることでしょう。
リバプールが、チャンピオンズリーグで優勝すれば、クラブ史上６度目のヨーロッパ制覇ということになります。
あのイスタンブールの奇跡から１４年。
今シーズンの締めくくりは、みんなで笑顔を分かち合いたいものです。
『トッテナム対リバプール戦の試合日程や放送予定など（CL決勝）』