プレミアリーグ

暫定ルール改正を活かしたいリバプール

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新型コロナウイルスが猛威を奮う中、中断を余儀なくされたプレミアリーグ。
果たして再開が出来るのか?が、大きな課題でしたが、いよいよリスタートの時が近づいて来ましたね。
まず、現地時間6月17日(水)には、マンチェスター・シティ対アーセナル戦が開催され、その結果如何によっては、リバプールがマージーサイドダービーで優勝を果たす可能性が生まれます。
長いブランク、超過密日程という現状を踏まえたとき、選手のがんばりだけではなく、ベンチワークも重要となりそうです。

7月下旬までに、残り9試合すべてを消化してしまおうというプレミアリーグのプラン。
必然、ターンオーバーをいかに上手く駆使するかが問われてきます。
かなりの負担が選手達にはかかりますが、一方でプレミアリーグは暫定的にルール改正を行っています。

ざっくりとした内容を書くと、1試合における選手交代枠が3人から5人へ。
ベンチ入りが出来る選手数は7人から9人へと枠が増やされることに。

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5人の交代枠ということを考えたとき、試合途中でゴールキーパーを代えるということは、アクシデント以外には想像しにくいため、フィールドプレイヤーの半分を交代させることが出来る。
そういうことになるかと思います。

このルール改正をどう上手く活用するか?
ここも重要なポイントになりそうですね。

いかに疲労の蓄積を抑えるか?は、大切なことだし、別の視点で見れば、若手の起用という楽しみもあります。
ただし、積極的な選手交代を有効に打つためには、試合展開を優位に進めることが肝要であることも確か。

先制点を取ること。
リードを広げていくこと。
優位に試合を進めること。
これらが求められそうです。

あくまで理想論で言えば、早い段階で先制ゴールを奪い、勝負を決めてしまえば、フロントスリーを揃って途中でベンチに下げることも可能となる。
そのときには、南野拓実にも大きなチャンスが巡って来るし、カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオット等がプレミアリーグで活躍することも出来ることでしょう。

リバプールの場合には、中盤の選手には、特に豊富な運動量が求められるし、両サイドバックもアップダウンを繰り返します。
このあたりをどうケアして行くか。
極めて重要なポイントですね。

チームによっては、5人の交代枠を使い切れないケースもあることでしょう。
出来れば、積極的な意味合い、余裕をもった状態で、この交代枠増を活用したいですね。
ターンオーバーと選手交代枠の活用。
もしかしたら、普段あまり見ることが出来ない選手のプレイをじっくり堪能するチャンスかもしれない。
ぜひリバプールには、このルール改正を上手に使ってほしいですね。

参考

-プレミアリーグ