ヨーロッパカップ戦 試合日程・結果

リバプール対トゥールーズ戦の結果と感想 遠藤航がレッズでの初ゴール

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先ほど、ヨーロッパリーグ・グループステージ第3節のリバプール対トゥールーズ戦が終了しました。
試合は、5-1のスコアでリバプールが勝利しています。
これで、グループステージの3試合が終わり、一巡したわけですが、リバプールは3連勝。

まずは、遠藤航にリバプールでの初ゴールが生まれたことをお伝えしたいと思います。
ゴールシーン以外でも遠藤は、よくボールに関与しており、縦に質の高いボールを供給していたと思います。
また、ライアン・フラーフェンベルフも非常に良いパフォーマンスを見せており、柔らかいボールタッチで、何度となくチャンスをクリエイトしていました。

昨シーズンのリバプールは、ミッドフィールダーのゴール関与が少ないと指摘されていましたが、今シーズンは新戦力の4人を中心に、よくゴールに関与していますね。
良い兆候だと思います。
得点経過については、次のとおりです。

■9分:ディオゴ・ジョタ
▲16分:失点
■30分:遠藤航
■34分:ダルウィン・ヌニェス
■65分:ライアン・フラーフェンベルフ
■90+3分:モハメド・サラー

ディオゴ・ジョタの先制ゴールですが、ハーフウェイライン近辺でボールを奪ったレッズが攻撃に転じ、ディオゴ・ジョタがドリブルで中央突破。
守りに来る相手を上手いコース取りでかわして行き、右足でフィニッシュしています。
走るラインの取り方が、非常に巧みだったと思います。

失点シーンについては、オフサイドの取り損ねでした。
ディフェンスラインの統制がいかに大切かが出た部分ではあり、今後の改善点として生かしたいですね。
ただ、今日の場合には、4バックの顔ぶれが変わっており、学びになればよいかなと思います。

同点に追いつかれたリバプールですが、30分に遠藤航がヘッドで決めています。
右からのショートコーナーが起点であり、トレント・アレクサンダー=アーノルドがクロスを供給し、遠藤がゲット!
ヘッダーとしては、比較的距離があったと思うのですが、遠藤はしっかりジャストミートしており、力がしっかりボールに伝わったナイス・ゴールでした。

さらにリバプールはファーストハーフのうちにもう1点が来ます。
ダルウィン・ヌニェスが決めたもの。
ライアン・フラーフェンベルフが柔らかいドリブルでするすると相手を抜いて行き、ボールをカーティス・ジョーンズへ。
カーティスが強烈なシュートを放ったものの相手ディフェンダーに当たってしまいます。
しかし、こぼれたボールがダルウィン・ヌニェスの足元へ行き、見事なシュートをネットに突き刺しています。

リバプールは、セカンドハーフになっても攻撃の手を緩めない姿勢で臨み、65分にはライアン・フラーフェンベルフが決めています。
これは、なかなか珍しいゴールであり、ダルウィン・ヌニェスが鮮やかなドリブルで仕掛けて、ディフェンダー、さらにはゴールキーパーも外して無人のゴールへ向けてシュート!
ただ、そのシュートはゴールポストに当たってしまいます。
しかしながら、詰めていたフラーフェンベルフがしっかりと押し込んでいます。

無理をする必要のないリバプールでしたが、69分にモハメド・サラーを投入すると、そのモーが90+3分に貫禄のゴールを決めています。
左からのカウンターであり、途中出場の若手2人ががんばり、ボールはディオゴ・ジョタ、コーディ・ガクポ、モハメド・サラーへと繋がります。
モーのマークについていたディフェンダーは、左足のシュートを消す体の向きをしていたと思いますが、モーは右足へボールを流してゲット!
これまた素晴らしいゴールでした。

この試合では、得点差が開いたこともありますが、ベンチ入りしていた若手達をユルゲン・クロップ監督はピッチへと送り出しました。
ヨーロッパの舞台でのプレイですから、間違いなく良い経験になったことでしょう。
若い力が躍動する姿はいいものですね。

今日のリバプールですが、危ないシーンもありました。
カオイムヒン・ケレハーのキックがミスになりボールがトゥールーズへ渡ってしまいました。
GKが出てしまっていましたが、トレント・アレクサンダー=アーノルドがゴールマウスを1人でカバー。
シュートを防ぐというファン・プレイを見せています。

今日は、5ゴールが生まれたということで、誰か1人をプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ぶのは難しいものの、あえて選ばなければいけないならば、遠藤かフラーフェンベルフかな~と私は思います。
90分間、ピッチにいて試合を完結させたという意味で言えば、遠藤でしょうか。
アンフィールドから多くの拍手も貰った遠藤。
とても良い日になったと思います。
また、若い力を積極的に使ったことで、多くの主力を温存できたことも大きいですね。

リバプールの快勝に終わった試合ですが、レッズはこの試合で若手にチャンスを与えるべく5人の交代枠を使いました。
そちらを整理して、この稿を閉じたいと思います。
■66分:ダルウィン・ヌニェス→コーディ・ガクポ
■66分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ジャレル・クアンザー
■66分:ルーク・チェンバーズ→カルム・スキャンロン
■69分:ライアン・フラーフェンベルフ→モハメド・サラー
■88分:カーティス・ジョーンズ→ジェームズ・マッコーネル

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