精力的な補強を進めているリバプールですが、現時点までに獲得したプレイヤーを見ると、ほぼ即戦力!という線で実施されているように思われます。
既にリバプールへやって来ているのは、マルコ・グルイッチ、ジョエル・マティプ、ロリス・カリウスそしてサディオ・マネの4人ですが、大金を使ったと言えるのは、マネ一人だけでありましょう。
ただ、リバプールは今後もおそらく補強を続けることになるかと思います。
その場合、ある程度の資金を投入することも十分に考えられます。
さて、現時点で、最も補強に近づいているとされているのは、アウクスブルク所属のセンターバック、ラグナル・クラヴァンですが、こちらも移籍金という意味では、大金とはまではいかない金額だと報じられています。
おそらく、リバプールが今後大金を投じる可能性があるとすれば、ミッドフィールダー、ストライカー、あるいは左サイドバックにヨナス・ヘクターを連れてくることを諦めないケースかと思われます。
大金を投入するにしても、運営上の収支は考慮しなければならず、リバプールが何人かのプレイヤーを放出すことにより、資金を得るということも、ファンとしては念頭に置いておきたいかと思います。
リバプールは既に、ジョーダン・アイブをボーンマスへ出しており、£15mを得たと言われています。
あとは、大物といえば、クリスティアン・ベンテケとマリオ・バロテッリのストライカー2人をどうするのか?という点が注目すべきポイントかと思います。
思い切りのざる勘定で、2人あわせて例えば£35mで放出した場合、ジョーダン・アイブと合計して£50mとなります。
さらに、実に微妙なところですが、ジョー・アレンも新天地を求めるのではないか?という説も根強くあります。
また、先行きが今ひとつ読めないのが、ラザル・マルコヴィッチの処遇です。
仮に、2人共に放出となった場合、それなりにまとまった金額は入って来ることでしょう。
私としては、ジョー・アレンに関しては、本人の希望次第だと思っているし、ラザル・マルコヴィッチについては、覚醒した姿をリバプールで見てみたい!と思っています。
ただ、現実問題としては、絶対に残留になるという保証はない・・・。
今シーズンにおけるリバプールの場合は、ヨーロッパでの試合がないことから、チームをスリムにすることも必要かと思います。
その場合、誰がいくらで放出されるのか?
ファンとしては、寂しい思いもありますが、それもしっかり見ていく必要があるかと思います。
いろいろ書いてきましたが、金額の面や個性派という点で、やはりベンテケ&バロテッリがどうなるか?
この部分が、リバプールの移籍市場の命運を左右するようにも思えます。