移籍にまつわる噂というものは、フットボールについてまわるものですが、冬の移籍市場解禁まで約1週間となった今、いろいろな情報が交錯することが予想されます。
リバプールは、スロット監督が就任した際に静かな夏を過ごしたことから、冬の移籍市場での補強が言われていますが、優先すべきポジションはどこかを熟考し、その上で適切なタレントを連れて来ることが必要不可欠ですね。
以前からリバプールの補強ターゲット、その1人だと報じられているのがリヨン所属のラヤン・シェルキ(フランス)です。
現在21歳の彼には、リバプールやチェルシーが関心を示していると言われています。
今回、Mirrorが報じるところによれば、リバプールがラヤン・シェルキを1月に獲得する可能性があるとのこと。
ただ、ポジション的な面で見ると、最優先事項か?という思いはいたします。
ラヤン・シェルキは、セカンドトップもこなせるし、左ワイドでもプレイが可能ですが、多く起用されているのは右のウィングです。
となると、モハメド・サラーの動向も影響して来ると考えるべきでしょうか。
以前と比べれば、サラーに関する見方には変化が起こっており、もし来シーズンも残留となれば、リバプールの補強戦略に変化があるかもしれません。
それでも、いつかのために若いウィンガーを獲得するというのも理解できないことはありません。
ラヤン・シェルキですが、まず彼の特徴として一番にあげられるのはドリブルのスキルでしょうか。
左右両足でプレイが出来るラヤン・シェルキは、両ワイドでのプレイが可能で、2列目でも活躍することが出来ます。
リヨンの下部組織からトップチームに上がって来たタレントだけに、当然リヨンとすればキープしたいでしょうが、クラブ運営面で課題もあり、比較的安価での獲得が可能だとされています。
あとは、スロット監督が、どのポジションにどんなタイプのタレントを望んでいるか?
そこが鍵になりそうです。