プレミアリーグ

対サンダーランド戦 リバプールにとって狂った歯車のひとつ

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返す返すも残念な結果に終わってしまったプレミアリーグの対サンダーランド戦。

勝ちきれなかった直接の原因は、ディフェンスラインのミスかと思いますが、試合上のプランにおいても、リバプールの歯車を狂わす伏線がファーストハーフのうちにあったと、私は思っています。

それは、ハーフタイムを迎える前の時点で、既に2枚の交代カードを切ってしまったことです。

○12分 デヤン・ロブレンが負傷のためコロ・トゥーレに交代
○45+2分 ジョー・アレンが負傷のためジョーダン・アイブに交代

それでも、リバプールはセカンドハーフに入り、2点をリードしたわけですから、どう転んでも勝ち点3ゲットは必須だったと思いますが、それが出来なかった。

1点を返された後、リバプールは86分にジョーダン・ヘンダーソンをさげ、ルーカス・レイバを投入します。

この交代自体は、適切なものだったと、私は考えています。
ヘンダーソンのコンディションは、ベストには見えなかったし、残り時間も僅かな中、ルーカスを投入することで、ベンチからの「守れ!」という明確な意思表示だったと思うからです。

しかし、せっかくベンチにおいたダニエル・スタリッジとクリスティアン・ベンテケの大砲2人をついに起用することは出来なかった。

やはり、ファーストハーフの間に、交代カードを2枚使ってしまったことが、響いていたと思うのです。

今後のことを考えると、ロブレン、アレンの状態が心配ですが、その件については、情報を仕入れてから、改めてお伝えしたいと思います。

結果的には、前述したとおりに、スタリッジ、ベンテケを投入する環境になかったリバプール。
もしかしたら、FAカップで出番が巡ってくるかもしれませんね。

プレミアリーグで苦戦する中、ヨーロッパリーグ、キャピタルワンカップ、FAカップの重要性が増してきたように思います。

そういった意味で、火曜日のウェストハム戦では、ぜひとも90分間で勝利をつかみたいですね。

若手に期待すると共に、サンダーランド戦で出番がなかったプレイヤー達にも奮起を促したいと思います。

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