先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第35節、リバプール対サウサンプトン戦が終了しました。
オザン・カバクを欠く中、リース・ウィリアムズをセンターバックに起用したリバプールですが、2-0のクリーンシートで勝利を飾っています。
先制した後、なかなか追加点が来なかったわけですが、今日はしっかりと2点目を奪い、無失点に抑えたということで、今後に繋がる試合が出来たと思います。
まず、得点者については、次のとおりです。
■90分:チアゴ・アルカンタラ
サディオが決めた先制点ですが、右からモハメド・サラーが柔らかいクロスを供給。
そのボールをゴール前に入ったサディオがヘッドで決めたものです。
空中でのサディオの躯の強さを見せつけたシーンだったと思います。
1-0というスコアは、最近のリバプールにとって不安な部分もありましたが、今日は違いました。
90分!
チアゴがボックス外から右足でコースを狙った技ありのシュートを決めています。
このゴールが生まれた背景には、ロベルト・フィルミーノとサディオ・マネの貢献もありました。
左サイドで、相手にプレッシャーをかけるボビーとサディオ。
2人でボールを奪いに行き、ボールを取ったボビーが、チアゴへのパスを選択。
チアゴは、迷わずシュートに持ち込みました。
チアゴにとっては、リバプール加入初ゴール!
嬉しかったでしょうし、私も嬉しい!
これまでも、チアゴはミドルレンジからシュートを狙う姿勢が見えていたし、リバプールでの初ゴールを決めたことで、今後はよりやりやすくなると思います。
今日のリバプールですが、不振だった頃と比べて、左右のサイドバックがサイドチェンジを行うシーンがよくあったと感じます。
これが出て来るときのリバプールは、いい試合ができますね。
やはり、トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンが躍動したとき、リバプールは相手に強烈な脅威を与えるチームになる。
今日の勝ち点3が持つ意味は、非常に大きい!
次の試合への勢いとなることでしょう。
また、実戦でコンビをほとんど組んでいなかったのにもかかわらず、クリーンシートを達成したナット・フィリップスとリース・ウィリアムズにも拍手を送りたいと思います。
一方、今日の試合でも、再三にわたるアリソンのナイス・セーブがあったことも事実です。
リバプールの守護神!
次は、マンチェスター・ユナイテッド戦ですが、ある程度ボビーを休ませられたこともプラス要素ではないでしょうか。
サディオのパフォーマンスについては、最近疲労の色を私は感じていましたが、今日は本来のプレイを取り戻しつつあるように感じました。
チアゴの記念すべきゴールも生まれたし、最終戦まで全勝で突っ走り、加速して行きたいですね。
なお、リバプールは、この試合で3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
リバプール!クリーンシートでの勝利!勝ち点3です!
■87分:モハメド・サラー → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■90+3分:サディオ・マネ → カーティス・ジョーンズ